玄関アプローチをおしゃれなデザインにするためのポイントを解説します

  • おしゃれな玄関アプローチにするためにはどうすればいい?
  • 玄関アプローチのデザインをおしゃれにしたいけれど何から考えればいいの?

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では

  • 玄関アプローチのデザインを考えるときのポイント
  • 玄関アプローチをおしゃれにつくるためのポイント
  • 玄関アプローチを設計するときに考えたい防犯、安全について
  • 子育て世代や車椅子使用の家族がいる場合はバリアフリーの検討も視野に
  • 玄関アプローチに使用される代表的な素材
  • 玄関アプローチの一般的な費用目安
  • 外構や玄関アプローチはDIYできるのか

などを解説しています。

おしゃれな玄関アプローチのデザインを検討中の人はぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

玄関アプローチとは

玄関アプローチとは、門から玄関までの通り道のことです。

玄関アプローチは家の顔、玄関アプローチが第一印象を決めると言っても過言ではありません。

門を開けて入ると、一番はじめに足を踏み入れて目に入るのが、玄関アプローチです。

玄関アプローチをおしゃれにすることで、「素敵な家だったなぁ」という印象に残りやすくなります。

玄関アプローチは、デザインにも力をいれたいエクステリアのひとつです。

玄関アプローチのデザインを考えるときのポイント

玄関アプローチのデザインを考えるときのポイントを3つご紹介します。

  • エクステリア全体とのバランスを考える(和風、洋風、モダン等)
  • 玄関までの導線を考える
  • 幅や形状を考える

エクステリア全体とのバランスを考える(和風、洋風、モダン等)

玄関アプローチのデザインを考えるときは、エクステリア全体とのバランスを考えるようにしましょう。洋風な家に純和風の玄関アプローチだと、どこかバランスが悪く、まとまりがないような仕上がりになってしまいます。

家の雰囲気やエクステリア全体とのバランスを考えながら、デザインを考える必要があります。

玄関までの導線を考える

玄関アプローチのデザインを考えるときは、玄関までの導線を考えるようにしましょう。

門から入って玄関まで行くのには、どのようなルートが最適なのかを検討する必要があります。

荷物を持った状態でも通りにくくないか、遠回りにならないかなど、いろいろなパターンを想定して考えてみるようにしましょう。

幅や形状を考える

玄関アプローチのデザインを考えるときは、幅や形状を考えるようにしましょう。

玄関アプローチに明確な基準はありませんが、一般的に0.6mの幅があれば、人は通れるといわれています。

しかし、ベビーカーで通ったり、荷物を持った状態でスムーズに通るには0.6mだと圧迫感があり狭く通れないこともあります。

いろいろな状況で通ることもふまえて、玄関アプローチは1.2mの幅を確保するのがおすすめです。

形状に関しても、門から玄関までのアプローチを直線にするのか、曲線にするのかによって印象がかなりかわります。

最短距離は直線ですが、少し曲線をもたせることによって、おしゃれな玄関アプローチを演出することができます。

玄関アプローチをおしゃれにつくるためのポイント

玄関アプローチをおしゃれにつくるためのポイントを3つご紹介します。

  • 高低差を意識する
  • 奥行きを意識する
  • イメージに合った素材選び

高低差を意識する

玄関アプローチをおしゃれにつくるポイントの1つめは、高低差を意識することです。

同じ高さの植栽と門柱を並べるのと、高低差をつけた植栽と門柱を並べるのとでは印象がかなりかわります。

高低差をうまく利用することで、垢抜けた印象になり、おしゃれな玄関アプローチをつくることができます。

奥行きを意識する

玄関アプローチをおしゃれにつくるポイントの2つめは、奥行きを意識することです。

直線のアプローチだと、デザインの幅が狭まってしまいます。

形状を、直線ではなく、カーブやクランクにすることで、奥行きがでて玄関アプローチの雰囲気が格上げされ、一気におしゃれに見えるようになります。

イメージに合った素材選び

玄関アプローチをおしゃれにつくるポイントの3つめは、イメージに合った素材選びをすることです。

幅や形状の設計デザインだけではなく、どの素材を使用するかも重要なポイントになってきます。

同じ素材でも、色が違うだけで印象がかなり変わるものもあります。

掃除の仕方など、メンテナンスのしやすさなども考慮して、イメージに合った素材選びをするようにしましょう。

玄関アプローチを設計するときに考えたい防犯・安全

玄関アプローチを設計するときに考えたい、防犯と安全のポイントについて4つご紹介します。

  • 安全面を考えて滑りやすい素材は避ける
  • 防犯のために死角を作らないように設計する
  • プライバシー保護のために通路から玄関扉の中が見えないようにする
  • 夜間でも使いやすいように照明を設置する

安全面を考えて滑りやすい素材は避ける

玄関アプローチを設計するときには、安全面を考えて滑りやすい素材は避けるようにしましょう。

玄関アプローチは毎日人が通る道です。晴れの日もあれば雨の日もあります。

滑りやすい素材を玄関アプローチに使用してしまうと、雨の日に滑って転倒する可能性があり大変危険です。

どれだけおしゃれで可愛くても、足元に滑りやすい素材を使用するのは避けるようにしましょう。

防犯のために死角を作らないよう設計する

玄関アプローチを設計するときには、防犯のために、できるだけ死角を作らないようにしましょう。

侵入者がはいりやすい家は、死角の多い家です。

四方八方を隠してしまうと死角が多く、侵入者が隠れる場所を与えてしまうことにも繋がります。隠すところは隠して、見えるところは見えるようにするメリハリをつけることが重要です。

プライバシー保護のために通路から玄関扉の中が見えないようにする

玄関アプローチを設計するときには、プライバシー保護のために、通路から玄関扉の中ができるだけ見えないようにしましょう。

道路に玄関が面している場合、通行人から家の中が見えてしまうことがあります。

家の中が通路から見えないような場所に門柱を設置するなど、玄関の中ができるだけ見えないようにする工夫が必要です。

夜間でも使いやすいように照明を設置する

玄関アプローチを設計するときには、夜間でも使いやすいように照明を設置するようにします。

玄関アプローチが暗いと、夜間視界が確保できず転倒してしまう可能性があり大変危険です。

玄関アプローチに照明を設置することで、その不安は解消することができます。

玄関アプローチに設置する照明は、人感センサー付きがおすすめです。夜間、人が通ると点灯する仕組みなので、防犯にもなります。

夜間でも通りやすい工夫の一つとして、照明は設置するようにしましょう。

子育て世代や車椅子使用をする家族がいるならバリアフリー化を検討しよう

子育て世代や、車椅子を使用する家族がいるのであれば、バリアフリー化も検討するようにしましょう。バリアフリーなアプローチにすることで、みんなが使いやすい通路になります。

ベビーカーや車椅子でも通りやすいようにスロープや手すりを検討する

子育て世代や、車椅子を使用する家族がいるのであれば、ベビーカーや車椅子でも通りやすいようにスロープや手すりの設置を検討するのがおすすめです。

敷地面積や形状の課題はありますが、スロープは一度設置すると大変便利です。

子育て世代がベビーカーを使用するときには通りやすく、ベビーカーを卒業したら三輪車や自転車も容易に乗り入れることができます。

車椅子を使用する家族がいるのであれば、車椅子のまま玄関に行けるようにスロープの設置を検討しましょう。

玄関アプローチに使用される代表的な素材

玄関アプローチに使用される代表的な素材をご紹介します。

敷石

敷石は、外構の地面に使用される、成形した薄い石のことです。飛石は等間隔に離して打つものですが、敷石は基本的には敷き詰めて使用します。

レンガ

レンガは、粘度や頁岩、泥を混ぜて成形し焼き固めた建築資材のことです。

一般的に流通しているのは高温で焼き固めた焼成レンガで、赤レンガや耐火レンガなどがあります。

ナチュラルスタイルの家には輸入したアンティークレンガを使用する場合もあります

タイル

タイルは、陶磁器製の薄板状建築資材のことです。

種類が豊富にあり、色や形状の選択肢が多いのが特徴です。

一般的なタイルは濡れると滑りやすいため、床に使用する場合は滑りやすい種類のものを使用するようにしましょう。

枕木

枕木は、鉄道のレール下に等間隔に轢いて線路を支えている角材のことです。レールを支える役目を終えた枕木を建築資材として再利用します。

最近は枕木を使用する線路が減ってきているため、輸入した枕木を使用したり、コンクリート枕木などが多く流通しています。

コンクリート

土間コンクリートとは、セメント、砂、砕石、水を練り上げたものを流し込んで固めて打設をすることです。

どのスタイルにも合わせやすく、費用を抑えることができるので昔から人気の素材のひとつです。

インターロッキング

インターロッキングは、コンクリートで出来たブロックを組み合わせる方法です。モダンな家や洋風な家によく採用されています。

砂利

砂利は、昔からエクステリアによく採用される素材のひとつです。外構に使われる砂利には、下地に使われる建築用砂利と、装飾に使われる化粧砂利があります。

洗い出し

洗い出しは、モルタルやコンクリートが完全に固まる前に水で表面を洗い出し、原料である砂利や砕石を露出させる方法です。

和風な家や和モダンな家によく採用されます。

芝生

芝生には天然芝と人工芝があります。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、子育て世代にはメンテナンスが楽な人工芝が人気です。

植栽・花壇

植栽や花壇は、自然の草木や花を植えることです。エクステリアにあたたかみを加えることができます。

玄関アプローチによく採用されるのはシンボルツリーです。

玄関アプローチの一般的な費用目安

玄関アプローチの一般的な費用目安は30〜70万円です。

選ぶ素材や敷地面積、デザインによって価格は変動します。

同じ素材でも、選ぶ種類によって金額が変わりますので、費用を抑えたいのであれば、同じ雰囲気を出せる素材がないか、一度エクステリアプランナーに相談してみるのがいいでしょう。

外構や玄関アプローチの施工はDIYできる?

施工費用を抑えたい人に人気のDIY。

外構や玄関アプローチの施工はDIYできるのでしょうか?

作業や範囲によってはDIYも可能です

外構や玄関アプローチの施工は、DIYをすることも可能です。しかし、作業内容や施工する敷地面積にもよります。

コンクリートでの下地作りが必要な場合は、できるだけ基礎部分だけでも専門業者に依頼をすることをおすすめします。

おしゃれに、綺麗に仕上げたいなら専門業者へ依頼をしよう

おしゃれに、そして綺麗に仕上げたいのであれば、専門業者へ依頼をするようにしましょう。

DIYでの作業の醍醐味は、手作りならではの味が出ることと、作った過程の思い出が残ることです。

クオリティーを求めるのであれば、専門業者へ依頼をすることをおすすめします。

まとめ:おしゃれなデザインの玄関アプローチで唯一無二のエクステリアにしよう

おしゃれにつくるためのポイントをおさえてデザイン設計をし、唯一無二の玄関アプローチにしましょう。

エクステリアや玄関アプローチ作りでお悩みの方は、ぜひ一度「ステージ」までご相談ください!

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