もう草取りとはさよなら!有効な庭の雑草対策をご紹介します。

  • 庭にすぐ生えてくる雑草をどうにかしたい
  • 有効な雑草対策はないのかな?

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では

  • 雑草が生えてくる仕組み
  • 雑草を放置するデメリット
  • 雑草対策の基本の除草について
  • 最強の雑草対策6選
  • おすすめしない雑草対策

などについて解説をしています。

雑草対策にお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

雑草が生えてくる仕組み

まずは、雑草が生えてくる仕組みをご説明します。

種を蒔いたわけではないのに、なぜこんなにも雑草が生えてくるのか不思議ですよね。

雑草は、種が何らかの方法で運ばれてきて、条件が揃うことで発芽をします。どうやって雑草の種が運ばれてくるかは、環境によってさまざまです。

元々土の中にいたものが発芽をしたり、種が風で飛ばされてきたり、動物に運ばれてきたりします。

雑草の生長に必要な3大要素

発芽をした雑草が生長するのに必要な3大要素は「光」と「空気」と「水」です。

この3大要素は、発芽の条件や生長に大きく関わります。

植物の中でも「光」が発芽の条件となるものを「好光性種子」といいます。多くの雑草が好光性種子に該当するため、光が当たることで発芽をし、生長していきます。

好光性種子の生長にも、空気と水は必須です。光と空気と水が揃った条件下で光合成をしながら、茎や葉を伸ばしていきます。

一年生雑草と多年生雑草

庭に生える雑草の種類は、大きく分けて「一年生雑草」と「多年生雑草」に区別されます。一年生雑草か多年生雑草かによって、対策するポイントが異なるため、注意が必要です。

一年生雑草に分類される植物は、種子から発芽し、一年以内に枯れる雑草のことです。種子を作った後に枯れ、翌年は作った種子から新しい雑草が生えます。そのため、対策としては、種子を作る前(成熟する前)に除去することが重要です。

多年生植物に分類される植物は、一部が土の中に生き残っていると何年も土の中で生き続け、好条件になったタイミングで発芽をします。土のなかに根が一部でも生き残っていると発芽をしてくる可能性があるため、深い根のところまでしっかりと除去することが重要です。

何年も雑草に悩まされている人は、生えている雑草がなんという種類の植物で、一年生雑草なのか多年生雑草なのかを見極めることから始めましょう。

雑草を放置するデメリット

雑草を放置するデメリットを4つご紹介します。

  • 近隣トラブルにつながる
  • 虫が発生しやすくなる
  • 防犯性が低下する
  • 火事につながる恐れがある

近隣トラブルにつながる

雑草を放置すると、近隣トラブルにつながる恐れがあります。

好き放題に生えた雑草が、隣の家や道路にまで侵入してしまうことがあるからです。

隣の家や道路に雑草が侵入し、人や物を傷つけてしまったり、害虫の発生源となり、近隣住民から苦情がくる事もあります。

また、雑草を放置していると土地の管理を怠っていると判断され、自治会や行政から指導が入ることもあります。

こちらに非のあるトラブルを起こしてしまうと、その土地にも住みづらくなりますよね。

近隣の家の人や通行人に迷惑をかけないためにも、しっかりと雑草対策をするようにしましょう。

虫が発生しやすくなる

雑草を放置すると、虫が発生しやすくなります。

雑草が生い茂っている場所は、虫にとっては棲みやすい格好の隠れ蓑です。

ただの虫だけではなく、ゴキブリなどの害虫が繁殖することもあります。

害虫は一度その場所で繁殖をしてしまうと、駆除をするのが大変です。

害虫駆除が数年かかる事もあり、費用面や精神面どちらを見ても大きなダメージになります。

虫の発生を抑制するためにも、雑草はしっかりと対策をするようにしましょう。

防犯性が低下する

雑草を放置すると、防犯性が低下します。

背の高い雑草が生い茂っている場所は、空き巣を狙った泥棒などに狙われやすくなります。泥棒などの不法侵入者は、防犯意識の低い家を狙います。

雑草が生い茂って死角が多いと、隠れやすく、不審者が侵入する隙を与えてしまいます。

隙がある家は、防犯意識が低いと判断されてしまうのです。

不審者に侵入されないためにも、雑草はしっかりと対策をするようにしましょう。

火事につながる恐れがある

雑草を放置すると、火災につながる恐れがあります。

草が生い茂っているところに、タバコや放火などで火の元になるものが投げ込まれてしまうと、雑草に着火し燃え広がります。

枯れた草は、乾燥してより燃えやすくなっているため、発酵する過程で発生したメタンガスにより自然発火することもあります。

冬場などの乾燥する季節や、地面の温度が高温になる夏場は特に注意が必要です。

火災を起こさないためにも、雑草はしっかりと対策をするようにしましょう。

雑草対策の基本はまず除草

雑草対策の基本は、まず除草です。

どの雑草対策を施工するにしても、除草の工程は必要になります。

除草の主な方法を2つご紹介します。

  • 草取り
  • 除草剤の散布

草取りをする

除草方法の1つめは、人の手で草を抜いて、草取りをすることです。

地面を見ながら1本1本抜いていくので、確実に根っこを抜くことができます。

余計な薬品を使用していないので、小さい子供がいるご家庭やペットがいるご家庭でも安心して行うことができます。

ただし、範囲が広くなればなるほど重労働になるので、体力と時間と根気が必要です。

除草剤を散布する

除草方法の2つめは、除草剤を散布することです。

除草剤を散布することで、一気に雑草を枯らすことができます。

ホームセンターで手軽に入手できるのも魅力です。

除草範囲が広い場合は、除草剤を散布することで、草取りの手間を大幅に削減することができるでしょう。

ただし、小さい子供がいる家庭や、ペットがいる家庭には、あまりおすすめすることができません。

何かの拍子に、除草剤を散布した土を口に運んでしまう恐れがあるからです。

最近は、自然由来の原材料を使用した除草剤も売っています。

小さい子供やペットがいるご家庭は、有害な原材料を使用していない商品を選ぶようにしましょう。

最強の雑草対策6選

最強の雑草対策を6つご紹介します。

  • 防草シート+砂利
  • 防草シート+人工芝生
  • 土間コンクリート
  • 防草土
  • 防草シート+ウッドチップ
  • ブロックやレンガ

防草シート+砂利

最強の雑草対策1つめは、防草シートの上に砂利を施工する方法です。

他の施工方法に比べると費用も抑えることができるので、いろいろな場面で採用されています。

踏むと音がなる防犯砂利を使用すれば、防犯性能を高めることもできます。

防草シート+人工芝生

最強の雑草対策2つめは、防草シートの上に人工芝生を施工する方法です。

ナチュラルであたたかい雰囲気を演出することができます。

メンテナンスもほぼ不要なため、庭の素材として近年人気の組み合わせのひとつです。

土間コンクリート

最強の雑草対策3つめは、土間コンクリートを打設する方法です。

他の素材と比べて、耐久性も高く、施工費用を抑えることができるのも魅力といわれています。

エクステリアの中でも、アプローチや駐車場などによく使用される方法です。

防草土

最強の雑草対策4つめは、防草土を施工する方法です。

一般的な防草土は、敷き詰めた後に水をかけると固まるという特徴があります。

固まらないタイプの防草土もありますが、固まるタイプに比べると防草効果は低くなります。

花壇などとの関係で、どうしてもエクステリアに土を使用したいという方におすすめの素材です。

防草シート+ウッドチップ

最強の雑草対策5つめは、防草シートの上にウッドチップを施工する方法です。

木材ならではのあたたかい雰囲気が魅力の組み合わせで、一部をドックランにしたい人や、ナチュラルな雰囲気を演出したい人によく採用されています。

ブロックやレンガ

最強の雑草対策6つめは、ブロックやレンガを施工する方法です。

ブロックやレンガを施工し固めてしまうため、雑草が生えにくくなります。

アプローチなどによく採用される方法です。

おしゃれなエクステリアにしたい人や、アクセントが欲しいという人によく採用されています。

おすすめしない雑草対策は塩と重曹と熱湯

あまりおすすめができない雑草対策を3つご紹介します。

  • 塩を散布する
  • 重曹を散布する
  • 熱湯をかける
雑草対策方法おすすめしない理由
塩の散布塩はさまざまな塩害が起きやすいため、あまりおすすめをすることができません。
土の状態が悪くなるのに加え、大量に散布した場合は飛んで行った塩により近隣に迷惑をかける恐れがあります。
重曹の散布重曹による除草は雑草を一度傷つけてから重曹水を散布する必要があります。
手間がかかるにも関わらず除草剤よりも効果が劣るため、あまりおすすめをすることができません。
熱湯をかける熱湯をかける方法は、火傷をする可能性があるため、あまりおすすめをすることができません。

草取りに手間をかけたくないなら施工をして対策しよう

草取りに手間をかけたくないのであれば、防草シートなどを施工して、しっかりと対策をしましょう。

草取りや除草剤などの作業を、定期的にするのは手間がかかります。

除草をした上で、防草シートを施工したり、土間コンクリート打設などの施工をすれば、ほとんど草が生えなくなるため、草取りの手間がグッと減ります。

体力や時間の関係で、草取りにあまり手間をかけたくないのであれば、思い切って施工をすることをお勧めします。

広範囲の施工は専門業者に依頼をしよう

見積もり書

広範囲の施工は、専門業者への依頼を検討しましょう。

狭い範囲や、一部だけであればDIYでの作業も可能です。

しかし、広範囲となると除草作業も大変ですし、施工をするのはもっと大変です。

範囲の広さや、施工工程の大変さを確認したうえで、自分での作業が困難だと判断した場合は、早めに専門業者に相談をしてみましょう。

また、経験が豊富なエクステリアプランナーのいる専門業者であれば、希望を伝えることで

、最適な方法を提案をしてもらうことができます。

雑草対策で悩んでいる人は、専門業者に一度相談をしてみることをおすすめします。

まとめ:雑草対策をしっかりとして草取り作業から解放されよう

雑草対策にはいろいろな方法があることがわかりました。

雑草が生える仕組みをしっかりと理解することで、どのように対処すべきかを考えることができます。

雑草対策をしっかりとして、草取りの作業から解放されましょう。

雑草対策や、エクステリアにお悩みの方は、ぜひ一度ステージにご相談ください!

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