庭で使うウッドチップのメリットやデメリットを解説します

  • ウッドチップってどんなメリットやデメリットがあるんだろう?
  • 庭にウッドチップを敷いてみたいけれど、購入方法がわからない
  • 庭へウッドチップを敷く方法が知りたい

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では

  • ウッドチップのメリット
  • ウッドチップのデメリット
  • ウッドチップを購入する方法
  • ウッドチップを使用した庭の作り方

などを解説しています。

庭にウッドチップを使おうか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

ウッドチップとは

ウッドチップとは、木の幹を細かく砕いたものです。

販売されているウッドチップの原材料は、主に、スギやヒノキ、クスノキなどの木が使われています。木の種類によって効能や香りが違うため、特徴や香りをチェックしてから購入するのがおすすめです。

ウッドチップよりも色が濃く、大きいサイズの素材に「バークチップ」というものがあります。

バークチップは、アカマツやクロマツの樹皮を砕いたものです。

ウッドチップとバークチップは、どちらも木を粉砕して作ったエコロジーな素材として近年注目されています。

公共施設の舗装や、競馬のコース、ドッグランなどでも使用されている注目の素材

ウッドチップは、公共施設の舗装や競馬のコース、ドッグランなどでも使用されている注目の素材です。

ウッドチップ舗装は、ウッドチップを練り込んで舗装する工法です。公共施設だけでなく、商業施設などにも採用されています。

ウッドチップはクッション性が良いため、競馬のコースや、ドッグランのコースの敷材としても活躍している素材です。

庭にウッドチップを使用するメリット

庭にウッドチップを使用するメリットを7つご紹介します。

  • おしゃれな外観になる
  • 雑草対策になる
  • ぬかるみ対策になる
  • 土の乾燥対策になる
  • 消臭・防腐・防虫効果になる
  • 森林浴のような癒し効果がある
  • 地球環境にやさしくエコロジーである

おしゃれな外観になる

庭にウッドチップを使用すると、おしゃれな外観になります。

人工物には出せない、優しくあたたかい雰囲気を演出できることが魅力です。

組み合わせるエクステリア素材によっても印象が変わり、洋風から和風の家までさまざまなスタイルの家に合わせることができます。

雑草対策になる

庭にウッドチップを使用すると、雑草対策になります。

ウッドチップを敷き詰めると日光が当たらなくなるため、雑草が生えにくくなります。

ただ、ウッドチップを敷くだけでは、雑草対策としての効果は低いため注意が必要です。

雑草対策としての効果を高めたいのであれば、防草シートを敷いた上にウッドチップを敷くことをおすすめします。

ぬかるみ対策になる

庭にウッドチップを使用すると、ぬかるみ対策になります。

土の上にウッドチップを敷いておくことで、ぬかるみの上を歩くことがなくなり、泥汚れを防ぐことができます。

土の乾燥対策になる

庭にウッドチップを使用すると、土の乾燥対策になります。

土だけが敷かれた状態だと、日光や温度変化によって土の表面が乾燥してしまいます。

土の上にウッドチップを敷くことで、保湿され、乾燥しにくくなります。

消臭・防腐・防虫効果がある

庭にウッドチップを使用すると、消臭、防腐、防虫効果が期待できます。

ヒノキやスギなど、香りの強い木で作られたウッドチップはフィトンチッドの効果で、消臭防腐、防虫の効果を期待することができます。

フィトンチッドとは、樹木が発する揮発性物質のことです。

森林浴のような癒し効果がある

庭にウッドチップを使用すると、森林浴のような癒し効果を期待することができます。

ウッドチップは木を細かくしたものです。

スギやヒノキのような香りの強い木材で作ったウッドチップは、香りの持続性もよく、敷いているだけで森林浴をしているような癒し効果を得ることができます。

地球環境にやさしくエコロジーである

庭にウッドチップを使用することは、地球環境に優しくエコロジーです。

外構に使用される素材には人工物も多くあるなか、ウッドチップは木材を原料に作られています。

建築用として使えない木材をウッドチップにすることは、素敵な資源の有効活用方法です。

また、ウッドチップは時間が経つと土に還るため、地球環境に優しい素材といえます。

庭にウッドチップを使用するデメリット

庭にウッドチップを使用するデメリットを3つご紹介します。

  • 定期的に補充などのメンテナンスをする必要がある
  • 虫やシロアリが発生することがある
  • カビが生えることがある

定期的に補充などのメンテナンスをする必要がある

庭にウッドチップを使用するデメリットは、定期的に補充などのメンテナンスが必要になることです。

ウッドチップは、土に還ったり風で飛ばされたりするため、定期的に補充をする必要があります。

樹木の近くにウッドチップを敷いている場合は、落ちた枯れ葉を掃除するメンテナンスも必要です。

虫やシロアリが発生することがある

庭にウッドチップを使用するデメリットは、虫やシロアリが発生する可能性があることです。

シロアリは1cm以上の厚みがある木に巣を作るため、敷いているウッドチップに巣を作ることはまずありません。

しかし、近くに木製の構造物があったり、木材が置かれている場合には注意が必要です。

シロアリが発生して、ウッドチップがそのシロアリの餌になる可能性はあります。

市販されているウッドチップは、原材料がスギやヒノキだったり、防虫処理や、防蟻処理がされているものが多いため、あまり気にする必要はありません。

流木のウッドチップを使用したり、ジメジメとした場所に施工をしようとしている人は、虫の発生に注意が必要です。

カビが生えることがある

庭にウッドチップを使用するデメリットは、カビが生える可能性があることです。

日当たりと風通しの良い場所に、ウッドチップを敷く場合はあまり心配はありませんが、敷く場所の環境によっては、注意が必要です。

日陰や、じめじめと湿っている場所にウッドチップを敷くと、湿度が高くなりカビが生えることがあります。

ウッドチップの購入方法は?

ウッドチップの購入をするには、主に2つの方法があります。

  • 専門業者に依頼をする
  • インターネットやホームセンターで購入する

専門業者に依頼をする

ウッドチップは、専門業者に依頼をすると、購入できます。

ウッドチップの施工作業を専門業者に依頼をしている場合は、そのままウッドチップも手配してもらうのが良いでしょう。自分で探して手配をする手間を省くことができます。

専門業者ならではの入手ルートもあるため、希望するウッドチップがある場合は、一度相談をしてみましょう。

インターネットやホームセンターで購入する

ウッドチップは、インターネットやホームセンターで購入することもできます。

範囲が狭かったり、自分でウッドチップを敷く場合は、インターネットやホームセンターでの購入が手軽です。

インターネットでは、専門業者の販売サイトなどもあるため、希望する樹木でできたウッドチップを探すこともできます。

ウッドチップは自分で作ることもできる

ウッドチップは、自分で作ることもできます。

家にウッドチップの原材料となる木材がある人は、機械を購入することで、簡単にウッドチップを作ることができます。

ガーデンシュレッダーという機械を使用すればウッドチップは作れる

自分でウッドチップを作るのであれば、ガーデンシュレッダーの使用がおすすめです。

ガーデンシュレッダーは、庭の選定などで発生した枝や葉っぱを粉砕する機械です。

ガーデンシュレッダーがあると、材料さえあれば自分でウッドチップを作ることができます。

ガーデンシュレッダーでのウッドチップの作り方は、簡単です。

切った木材をガーデンシュレッダーにセットし、粉砕します。

好みの大きさになるまで数回粉砕を繰り返して、完成です。

流木のウッドチップを無料で配布している自治体もある

無料でウッドチップを入手したい人におすすめの方法があります。

流木や廃材のウッドチップを配布している自治体や会社を探すことです。

海が近い県の自治体では、流木を細かく砕き、ウッドチップとして配布しているところがあります。

産廃業者や建築業者で出た廃材をチップ状にして、無料配布している会社もあります。

近くの自治体や会社が無料配布をしていないか、一度調べてみると良いでしょう。

ウッドチップを使用した庭の作り方

ウッドチップを使用した庭の作り方をご紹介します。

  1. 土をならす(整地する)
  2. 必要に応じて防草シートを敷く
  3. ウッドチップを敷く

土をならす(整地する)

まずは、土をならして整地をします。

この段階で、草取りをしたり、不要な石などを取り除きます。

必要に応じて防草シートを敷く

次は、必要に応じて防草シートを敷きます。

雑草対策目的でウッドチップを敷こうとしている人は、防草シートを敷いてからウッドチップを敷くことをおすすめします。

ウッドチップを敷く

最後に、ウッドチップを敷きます。

敷いたウッドチップを均して完成です。

花壇の一部に敷いたり、エクステアリアのアクセントとしての狭い範囲であれば、自分で作業をすることも可能です。

ウッドチップは日当たりの良いところに敷くと、最大限の魅力を引き出すことができます。

施工する場所を検討する際は、日当たりと風通しの良さを気にするようにしましょう。

広範囲に施工をするなら専門業者に相談をしてみよう

ウッドチップを広範囲に施行するのであれば、専門業者に相談をしてみましょう。

狭い範囲であれば自分で作業をするのも可能ですが、広範囲となるとかなりの重労働です。

「愛犬のためのドッグランを作りたい」など、広範囲の施工かつ、大事な愛犬を怪我させないためのウッドチップ選びが必要な場合は、専門業者へ相談してみることをおすすめします。

ドッグランに使用するのであれば、犬の肉球に負荷のかかりにくい大きさのウッドチップを選ぶことが必要です。

まとめ:ウッドチップで素敵な庭をつくろう!

ウッドチップは、敷く場所や使用目的によって、とても魅力的な素材だということがわかりました。

ウッドチップを使用して、素敵な庭をつくりましょう!

エクステリアや庭造りにお悩みの方は、是非一度「ステージ」にご相談ください!

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