- メンテナンスが楽な庭にしたい
- コンクリートの庭って実際どうなの?
- 雑草処理が面倒くさい…
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、
- 庭をコンクリートにするメリット、デメリット
- 庭をコンクリートにする費用目安
- コンクリートと相性の良い素材
- 庭をコンクリートにすると固定資産税はかかるのか
- diyで庭をコンクリートにすることはできるのか
などを解説しています。
庭をつくる素材に、コンクリートを採用しようか迷っている人はぜひ最後まで読んでくださいね。
コンクリートの庭はメンテナンスが楽
コンクリートで作る庭はメンテナンスがほとんど必要ないため、維持がとても楽なのがメリットです。
草取りの手間はほとんどありませんし、汚れたときの掃除も楽です。染み付いた汚れじゃなければ、ブラシで擦ったり、高圧洗浄機で洗浄すれば取れます。
庭の日常的なメンテナンス2大作業は「草取り」と「掃除」ですので、この2つのメンテナンスが楽なコンクリートは、大変メリットの高い素材といえます。
庭をコンクリートにするメリット
庭をコンクリート敷きにすることには、5つのメリットがあります。
- 雑草処理の手間が減る
- 耐久性があるので駐車場としても使える
- 汎用性が高く色々な用途に使えるようになる
- アレンジがしやすい
- 外観がおしゃれになる
雑草処理の手間が減る
庭をコンクリート敷きにすると、雑草処理の手間が減ります。雑草が生えるには、日光と水と空気が必要です。庭をコンクリート敷きにしてしまえば、草はほとんど生えてきません。真夏や真冬の過酷な環境下による雑草処理をしなくてよくなります。
耐久性があるので駐車場としても使える
庭をコンクリート敷きにすると、駐車場としても使えるようになります。
コンクリート敷きにする場所が道路に面した場所であれば、車が入りやすく便利な駐車場として使えます。コンクリートは耐久性が高いため、車などの重量物が上に乗っても耐えることができます。
汎用性が高く色々な用途に使えるようになる
庭をコンクリート敷きにすると、汎用性が高くいろいろな用途に使えるようになります。
物置をセットしたり、バーベキューをしたり、駐車場にしたり、使用用途は無限大です。テントやカーポートなどの屋根をつければ、夏場にプールをする場所として使うこともできるため、特にこれから生活スタイルがどんどん変わっていく子育て世代にはおすすめの素材です。
アレンジがしやすい
庭をコンクリート敷きにすると、イメージを少し変えたくなったときにアレンジがしやすくなります。
コンクリート敷きにしたところに一部人工芝を敷いてみたり、レンガやタイルを敷いてみたり、少しアレンジをするだけでイメージが変わります。
定期的に庭のデザインや配置を変えたい人にもおすすめです。
外観がおしゃれになる
庭をコンクリート敷きにすると、外観がおしゃれになります。
一面コンクリート敷きにすればスタイリッシュな外観になり、モダンな家との相性が抜群です。
他の素材と組み合わせたり、デザインコンクリートやスタンプコンクリートを採用したりすると更にデザインの幅が増えてモダンにも洋風にもなります。
庭をコンクリートにするデメリット
庭をコンクリートにすることには、たくさんのメリットがあることがわかりました。
こちらでは、庭をコンクリート敷きにすることで発生するデメリットを3つご紹介します。
- 初期費用がかかる
- 夏はあつい
- 撤去するときの費用が高額
初期費用がかかる
庭をコンクリート敷きにすると、初期費用がかかります。他の素材に比べると費用をおさえることはできますが、それでも一定の額の初期費用はかかってしまいます。
費用だけではなく、施工日数もかかるため、リフォームで駐車場に土間コンクリート打設をする場合は、他に駐車場を用意する必要があります。
夏はあつい
庭をコンクリート敷きにすると、照り返しがきつく夏はあつくなります。
打ち水をしたり、オーニングなどを設置して、日差しが当たらないように工夫をする必要があります。
撤去するときの費用が高額
庭をコンクリート敷きにすると、撤去するときの費用が高額になります。土間コンクリートの打設は、基礎工事をしてコンクリートを流し込んで行います。そのため、撤去するときは専門業者に依頼をする必要があり、費用が高額になります。
ただし、コンクリートを撤去するときは家を取り壊すタイミングと同じことが多いため、デメリットとしてもあまり重要視はされていません。頻繁に行う作業ではありませんが、土の庭に戻したくなってもすぐに行えるわけではないので注意が必要です。
庭をコンクリートにする費用目安
庭をコンクリート敷きにする費用は面積によって変わります。
コンクリート代+施工費用=土間コンクリート 約6,000円/㎡〜
施工する場所によっても金額は変わるため注意が必要です。
コンクリートはアレンジの幅が広い
コンクリートはアレンジの幅が広く、いろいろなデザインにすることができます。
シンプルに土間コンクリートを打設することもできますし、スタンプコンクリート施工をすることもできます。
スタンプコンクリートは近年人気の施工方法です。プロに施工をしてもらえば、ひと目でコンクリートと見破るのは難しいほど他の素材そっくりの仕上がりになります。
コンクリートのメリットを活かしつつ、見た目は他の素材のようにしたい場合は、スタンプコンクリート施工も選択肢のひとつとして考えてみるといいかもしれません。
そのほかにも、他の素材と組み合わせたり、土間コンクリート打設をしたあとに他の素材でアレンジをすることでデザインの幅は広がります。
コンクリートと組み合わせて使いたい、相性の良い素材
コンクリートはアレンジ、デザインの幅が広いことがわかりました。
コンクリート自体はシンプルな素材なので、いろいろな素材と相性が良いといわれています。
こちらでは、コンクリートと組み合わせて使いたい相性の良い素材を5つご紹介します。
天然芝・人工芝
コンクリートと相性の良い素材の一つ目は天然芝や人工芝です。
無機質な土間コンクリートと合わせて使用すると、自然の緑が入るためやわらかい雰囲気になります。
砂利
コンクリートと相性の良い素材の二つ目は、砂利です。
コンクリート×砂利敷きは、もっとも費用を抑えることのできる組み合わせです。
また、砂利は防犯にもなるため、家の裏の死角になるところを砂利敷きにして、玄関や庭の部分はほとんどをコンクリート打設にしたり、駐車場のタイヤが乗る部分をコンクリートにしてほかを砂利にするなど、よく組み合わせて採用される素材のひとつです。
タイル
コンクリートと相性の良い素材の三つ目は、タイルです。
タイルはデザインの種類がたくさんあるので、コンクリート敷きのアクセントとして使用されることが多い素材のひとつです。
人が歩く中央部にはコンクリートを敷き、端のところをタイル施工したり、部分的に使用されることが多い素材です。
枕木
コンクリートと相性の良い素材の四つ目は、枕木です。
玄関アプローチや、庭の一部によく採用されます。枕木の風合いは、コンクリートの無機質さを和らげてくれて、おしゃれな仕上がりになります。
レンガ
コンクリートと相性の良い素材の五つ目は、レンガです。
コンクリートを敷いた場所の端などに花壇の素材として使われたり、ワンポイントとして使用されます。
コンクリートの庭は固定資産税の対象になる?
コンクリートの庭は、固定資産税の対象になるのでしょうか?
いいえ、土間コンクリート打設をしても固定資産税の対象にはなりません。
四隅を壁で覆われた建築物でなければ基本的に固定資産税の対象外です。
コンクリートの庭に、四隅を壁で覆われた物置やガレージを設置すると、固定資産税の対象になりますが、土間コンクリートを打設しただけでは固定資産税の対象にはなりませんのでご安心ください。
庭のコンクリート打設はdiyできる?
庭のコンクリート打設は初期費用がかかります。そのためdiyでの施工を考えている人もいらっしゃるかと思います。
庭のコンクリート打設は、狭い範囲であればdiyも可能です。
狭い範囲で上に重いものを置く予定がないのであれば、費用を抑えるためにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
diyでコンクリートを打設した場合は、専門業者にしっかりと基礎を施工してもらった場合よりも強度は期待できませんので注意が必要です。
後悔したくないなら庭のコンクリート打設は専門業者に依頼をしよう
コンクリートの打設を後悔したくないのであれば、専門業者に依頼をすることをおすすめします。餅は餅屋といわれるように、専門的な技術や工具が必要な施工は専門業者にお願いするのが一番です。土間コンクリートの打設は、基礎が大変重要ですし、スタンプコンクリートや洗い出しなどの作業は専門的な技術が必要です。専門業者に依頼をすれば、基礎もしっかりと施工してくれるため、耐久性の面でも安心して使用することができます。
長く使いたいのであれば、専門業者に依頼をするようにしましょう。
まとめ:メンテナンスが楽なコンクリートの庭で充実した日々を過ごそう
コンクリートの庭は、おしゃれでメンテナンスが楽です。草取りの必要もなく、汚れた際はブラシでこすったり、高圧洗浄機で清掃するだけで、ある程度の汚れは落ちます。メンテナンスに費やす時間を他のやりたいことに充てることができるので、自由に使える時間が増えます。
庭をコンクリート敷きにすることで、バーベキューをしたり、休憩場所にしたり、いろいろな過ごし方ができるようになります。
メンテナンスが楽なコンクリートの庭で、充実した日々を過ごしましょう。
庭の素材にお悩みの方は、是非一度ステージにご相談ください!