- パーゴラって何?
- 庭にパーゴラを設置するメリットはある?
- パーゴラの素材は木だけ?
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、
- パーゴラとは
- パーゴラのメリットとデメリット
- パーゴラに採用される主な材質
- パーゴラの種類
- パーゴラを選ぶポイント
- よくパーゴラが採用される設置場所
- パーゴラの設置はdiyか業者に依頼のどちらがおすすめ?
などを解説しています。
パーゴラの設置を迷っている人はぜひ最後まで読んでくださいね。
パーゴラとは?
パーゴラとは、フランス語で「ぶどう棚」のことです。
庭で日除けをしながら景観をおしゃれに楽しむために作られた構造物で、柱と格子状の屋根でできた骨組みにつる状の植物を這わせて使用します。
日本だと藤棚のことをパーゴラとも呼びます。
パーゴラとは耳馴染みが無い言葉ですが、住宅の庭だけではなく、公共の公園や学校にもよく採用されているので、皆一回は目にしたことがあるかもしれません。
パーゴラのメリット
パーゴラには3つのメリットがあります。
- 外観がおしゃれになる
- 植物を這わせたり布製の屋根をつければ日よけになる
- パーゴラの下で充実した時間を過ごすことができる
外観がおしゃれになる
パーゴラを設置すると、外観のオシャレ度がワンランクアップします。
イングリッシュガーデンのアクセントにしたいのであれば、アーチ型をアプローチに設置するのもおすすめです。ばらなどのつる性植物を這わせれば、英国式庭園の雰囲気に一気に近づくことができます。
ウッドデッキの日除けや、建物沿いにつけるのであれば、布製の屋根を設置したり、ゴーヤなどを這わせてグリーンカーテンにするのもおすすめです。
植物を這わせたり布製の屋根をつければ日除けになる
パーゴラを設置すると、日除けとして使用することもできます。
パーゴラは、単体では日除けの効果はありませんが、つる性植物を這わせたり、布製の屋根をつけることで、日除けとして使用することができます。
パーゴラはウッドデッキの屋根としても人気です。建物沿いにウッドデッキとパーゴラをつければ、家からも出入りがしやすくてウッドデッキがさらに使いやすくなります。
パーゴラの下で充実した時間を過ごすことができる
パーゴラを設置すると、充実した時間を過ごすことができます。
パーゴラの下に、椅子やテーブルを置いて休憩場所として使用したり、ウッドデッキの屋根として設置し、家族団らんの場所として使用することもできます。
植物の屋根や布製の屋根は、あたたかい雰囲気になるため、パーゴラの下で過ごす時間は癒やしの充実した時間となります。
パーゴラのデメリット
パーゴラには2つのデメリットがあります。
- 初期費用がかかる
- 植物を這わせるなら手入れが必要
初期費用がかかる
パーゴラを設置するとまず初期費用がかかります。
さらに、木材のパーゴラを設置すると、劣化して朽ちてしまうため、数年に一度のメンテナンスも必要となります。そのためパーゴラを建て直すたびに費用がかかります。
植物を這わせるなら手入れが必要
パーゴラを設置すると、手入れが必要になります。植物を這わせた場合は、植物の種類によっては水やりや害虫駆除、間引きなどの手間がかかります。植物が枯れてしまったら、取り外して再度新しい植物を用意して這わせる手間も発生します。
ガーデニングが趣味の人には嬉しい手間だと思いますが、庭仕事をしたことがない人にはハードルが高く感じるかもしれません。
パーゴラに採用される主な材質
昔は木材のみでしたが、近年はいろいろな材質で作られているパーゴラが販売されています。
こちらでは、パーゴラによく採用される材質をご紹介します。
木材
天然木で作られたパーゴラは、自然による経年変化を楽しむことができます。しかし、シロアリ被害や雨風による老朽化などで数年に一度建て替えをする必要があります。また、掃除などの日々のメンテナンスも必要となります。
樹脂製
樹脂製の人工木で作られたパーゴラは、天然木とは違いメンテナンスが楽なのが特徴です
。木の風合いは残しつつも、樹脂素材を混ぜて作ることで天然の木材で作ったような雰囲気を出せるのも魅力です。
天然木特有の経年変化はしないため、時間が経つことによって変わっていく姿を楽しみたい人にはあまりおすすめしません。
アルミ
アルミニウムで作られたパーゴラは、サビに強いのが特徴です。木目調のアルミ製パーゴラは、耐久性に優れているうえ、木材のような風合いを醸し出すことができます。
メンテナンスの手間も少ないため、あまり手間をかけたくないひとにおすすめの素材です。
アイアン
アイアンは、イングリッシュガーデンによく似合うアーチ型のパーゴラによく採用される素材です。経年劣化によりサビてしまう恐れがあるため、錆止め塗装などのメンテナンスが定期的に必要です。
パーゴラには独立型と壁付け型がある
パーゴラには、独立型と壁付け型があります。
独立型は柱が四本あり、正方形や長方形型をした部屋のようなパーゴラを独立した状態で埋め込むタイプです。
壁付け型は、建物沿いに取り付けるもので、二本の柱と屋根部分の骨組みを壁に取り付けるタイプのものです。
パーゴラは、既製品やオーダーメイドで取り付けるものから、DIYできるものまで色々な種類のものがあります。
パーゴラの下でくつろげる部屋型のものや、ガーデニングのアクセントとなるアーチ型のもの、建物沿いに設置したウッドデッキの屋根としてつける壁付タイプ、フレームのみのタイプ、フェンスと一体化した隣家や道路からの目隠しにもなるフェンスと一体型のタイプなど、いろいろな種類があります。設置する場所によって種類を選ぶようにしましょう。
パーゴラを選ぶポイント
パーゴラには色々な種類があります。種類が多いと何を選べばいいか迷ってしまいますよね。こちらでは、パーゴラを選ぶポイントを2つご紹介します。
目的と設置場所を明確にする
パーゴラを選ぶ際は、目的と設置場所をあらかじめ明確にしましょう。
ウッドデッキに日除けとしてつけたいのにアーチ型の小さいサイズを選んでしまっては全く意味をなしませんよね。
どこに
どのような目的で
取り付けるのかを明確にして、そこからパーゴラの種類を選ぶようにしましょう。
取り付ける場所によって、雰囲気の合う素材や色などもあるので、パーゴラ単体で選ぶのではなく、エクステリア全体としてパーゴラの種類を選ぶようにすることをおすすめします。
メンテナンスに手間をかけたくないならアルミや樹脂製がおすすめ
パーゴラを選ぶ際は、メンテナンスの手間も考えて選ぶようにしましょう。
「木目調が良いけどあまり手間をかけたくない」という人には、樹脂製の人工木でできたパーゴラやアルミ製の木目調パーゴラがおすすめです。天然木のパーゴラと違い、メンテナンスがほとんど必要ないため、メンテナンスに手間をかけたくない人にはおすすめの素材です。
よく採用されるパーゴラの設置場所
パーゴラの設置場所というのはどのような場所があるのでしょうか。
こちらでは、よく採用されるパーゴラの設置場所を3つご紹介します。
ウッドデッキやテラス
パーゴラが設置される場所として多いのが、ウッドデッキやテラスです。
ウッドデッキやテラスの日除けとして、パーゴラを採用する家も多く、屋根部分は布だったり、植物だったり、家によってさまざまです。
ガーデン(庭)
パーゴラが設置される場所として多いのが、ガーデンです。イングリッシュガーデン(英国式庭園)を採用される方が、アプローチに設置して、つる性植物を這わせることで庭のアクセントにしたいとよく設置を検討されます。
アプローチ
パーゴラが設置される場所として多いのが、アプローチです。玄関アプローチにアクセントがほしい、屋根ではないが一部に日陰を作りたい、という方には通路型のパーゴラをおすすめします。
自分でパーゴラを作りたいならdiyキットがおすすめ
パーゴラを自分で作りたいのであれば、diyキットがおすすめです。
木材をイチから調達、加工して作ることもできますが、diyキットであれば手間が約半分で済みます。
「自分でパーゴラをつくりたい!」と思い立ったのであれば、まずはdiyキットで作りたいサイズのものがあるか探してみるようにしましょう。
自分のつくりたいパーゴラが既製品のキットには無さそうなら、一度理想とするパーゴラを図面に書き出してみましょう。そうすることで、イメージしやすくなり、木材の調達もしやすくなります。
パーゴラ作りで後悔したくないなら専門業者に相談してみよう
パーゴラはdiyをすることも可能です。頻繁に外観を変えたい人や、長期間使用する予定ではない人には費用を節約する面では向いているといえるでしょう。
しかし、基礎などの作業は専門的な技術が必要で、初心者作業の仕上がりだと耐用年数には不安が残ります。
パーゴラ作りで後悔したくないのであれば、専門業者に相談し依頼をすることをおすすめします。新築で、外構やエクステリア全体の仕上がりイメージに悩んでいるのであれば尚更です。専門業者にしっかりと相談、依頼をしたほうが、確実に素敵なエクステリアが完成します。
まとめ:パーゴラを設置して素敵な休日を過ごそう
パーゴラにはいろいろなメリットがあることがわかりました。
部屋型のパーゴラを設置することで、植物の屋根の下で、ティータイムを過ごしたり、家族団らんの時間を過ごしたり、充実した時間をおくることができます。
アーチ型でスモールサイズのパーゴラは、設置も簡単ですぐに移動ができるため、庭のアクセントとして使用するのにぴったりの商品だといえます。
ひと手間加えて素敵になった庭に、家を訪れたひとも、庭を見て心豊かになってくれることでしょう。植物の屋根、布製の屋根には、プラスチックの屋根にはないあたたかみがあります。きっと日々の疲れを癒やしてくれます。
パーゴラの設置やエクステリアにお悩みの方は、ぜひ一度ステージにご相談ください!