【新築外構】最初に押さえるべき5つのポイント

この記事ではこれから新築しようとしている方に向けて、外構は何から考えていけば良いか初期段階でのヒントになるものを発信させて頂きます。

新築工事中であっても参考になるでしょう。

目次

考えておきたい工事項目

ほとんどのお客様が希望される項目と、こちらから必要性をアドバイスさせて頂くと是非提案してくださいと言って頂けるものが次の項目です。

  1. 駐車スペース(カーポート、来客用)
  2. 収納場所(タイヤ、除雪道具、自転車)
  3. 庭の使い方(子供が遊ぶ、眺めて癒される、趣味の空間)
  4. アプローチ
  5. 表札

最低限これらの必要性を確認し配置計画を決めます。

素材やデザインはその次です。

では、それぞれの項目ごとに見ていきましょう。

駐車スペース

ご夫婦が所有する車2台分と来客用1台分のスペースを確保することが最も多いです。

そして2台用カーポートもしくは3台用カーポートを予定しておきましょう。

状況よってはアプローチ部分を駐車兼用ということもできます。

さらに、カーポートには側面パネルや明り取り屋根のオプションがありますが初期検討段階であれば一旦スルーしても良いでしょう。

その他高額になりますがシャッター付きガレージの選択もあります。

収納場所

車のタイヤと除雪道具の収納は必須といっても良いくらいで、物置の設置が一般的です。

その他、子供用自転車、趣味のもの(スノーボード・スキー・BBQセットなど)があれば物置のサイズも目安が付きます。

物置には色々なデザインがあり、こちらの記事で詳しく掲載しています。

あわせて読みたい
自転車置き場一体型の物置とは?デメリットやオプションを解説 「物置や自転車置き場を設置したいけど、スペースに限りがある…」と悩んでいるご家庭も多いかもしれません。 そこでおすすめしたいのが「自転車置き場と一体型になって...

庭の使い方

趣味や好みによって各家庭大きく違いますが「子育て世代」と「子育てが落ち着いた世代」でも大きく変わってくるのが庭です。

境界・目隠し

よく建物周りは砂利敷きだけで大丈夫ですと言われる場合がありますが、その場合でも砂利が隣の敷地へ散らばらないように簡易的でも良いので境界に何かすることを勧めています。

さらに目隠しの必要が予想されるなら塀やフェンスなども組み合わせとして検討していきます。

また、隣地との高低差や用水がすぐ横にあるのであれば落下防止策を講じる必要もあります。

植栽

植物の手入れに苦手意識を持っていらっしゃる方がほとんどですが、それでもちょっとした緑は欲しいと言われます。

少なくても良いので植物があれば、大きな窓から見える樹が四季に応じて花や紅葉といった変化を楽しむことができますし、植物の世話や収穫といった事はお子様の情操教育にも繋がります。

植栽は是非ご提案させて頂きたいところです。

水やり エクステリア

デッキ・物干し場・遊び場

デッキはリビングにある大きな窓をきっかけに直接外との出入りを可能にしたい場合に考えられるものです。

室内だけでは物干し場が狭いといった場合はサンルームも合わせて検討すると良いでしょう。

デッキといっても素材は天然木・人工木・タイルといったものがあり用途や好みに応じて対応可能です。

またデッキの先に広がるスペースを芝生やタイルや砂利などを組み合わせると、より子供との遊び場として活用できます。

テラス サンルーム デッキ エクステリア

アプローチ

アプローチはどちらかというとデザイン要素が高く初期段階としては必須項目ではないものとして敢えてこの記事では詳しく触れません。

しかし、道路への飛び出し防止やリビングの目隠しといった場合などにも繋がることがありますので、敷地全体の必須事項を一通り把握してから2週目にアプローチ周りを検討すると良いでしょう。

表札

表札は必需品でありながらも、意外に見落としがちなものです。

建物の外壁に取り付けることが多いですが、外壁の構造によっては好みの表札を取り付けることができなかったといった場合がありますので注意しましょう。

表札の取付場所は外壁以外にもアプローチ周辺の門柱にも取付可能です。

ほとんどの表札は注文する前にレイアウトを事前に作成することができるので安心です。

まとめ

外構として予想される必要なものを挙げました。

これらをすべて取り入れ、さらにこだわったデザインにすれば200万円や300万円はすぐにするものです。

思い描く外構内容の金額が想定内となるように、新築の場合は建物の打合せと同時に外構打合せも並行して行うことをお勧めします。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる