小さなお子様と庭で遊びたいと誰もが考えることだと思います。
特にリビングと外を直接結ぶことができるテラスといったものが欲しくなりますよね。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、安全面などを考慮するとテラスにはどんな素材を選択すれば良いかと分からず、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では小さなお子様でも安心して遊べる床や屋根テラスの素材の特徴についてご紹介します。
テラス素材で子育て世帯が最も重視する3つの条件
小さなお子様がいるご家庭が、テラスを採用する際にはどのようなことを重視していると思いますか?
子育て世代が重視する条件は以下の通りです。
- 最も重視するのは安全に使えるかどうか
- 子育てで忙しい人でも簡単にメンテナンスできるかどうか
- 長期的に使用できる耐久性のあるものかどうか
自然木や人工木,タイルの3つの床テラスの特徴
床テラスには3つの素材があります。
- 自然木テラス⇒防腐性にも優れた耐久性の高い木材
- 人工木テラス⇒人工木テラスは人工的に作った工業製品
- タイルテラス⇒色やデザインも豊富で、タイル自体の形や模様も様々
自然木テラスの代表的木材は”ウリン”熱い日差しでも熱くなりにくい
自然木テラスの中でも、代表的な木材として「ウリン」があります。
別名”鉄の木”とも呼ばれており、海外では100年の耐久性があるともいわれています。
木目が美しく、手間のかかる塗装が不要で手入れもしやすいのが特徴です。砂埃をほうきで掃いたりデッキブラシでこすり洗いできるので気を遣わなくて良いのもポイントですよ。
また、夏の暑い日差しでも他の材質と比べて熱くなりにくく、ペットや駆け回る子供にも安心です。
一方で、天然木の為、ささくれの可能性がありますので、小さい赤ちゃんなどがケガをしてしまうリスクもあるようです。
安価な木材でテラスをリフォームすると、太陽や雨の影響ですぐ朽ちてしまうなどの危険性もあるので、理解しておきましょう。
人工木テラスはささくれがなく子供も安心して歩くことができる
引用画像:リクシル
人工木テラスは、腐る心配はほとんどなく、長期間変色しにくい特徴があります。
ナチュラルな雰囲気や木の温かみのあるテラスを演出できることや、天然木特有のささくれがないため、安心して子どもが歩いたり触ってもけがの心配が少ないのは安心ですよね。
一方で、直射日光があたる場所であれば、高温になることがあるため注意が必要です。
影を作ることができる屋根テラスやオーニング等の設置をすると見た目もオシャレになり、暑さも遮断してくれそうですね。
ウッドデッキの詳しい素材やポイントが知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
タイルテラスはメンテナンスフリーだが転ぶとケガの恐れがある
引用画像:リクシル
タイルテラスは高級感を感じさせ、割れにくく耐久性があるのが特徴です。
モノトーンでスタイリッシュにしても良し、木調加工がしてあるタイルを使ってウッドデッキ風にすることも可能です。
お手入れはデッキブラシでこする程度で汚れが落ちるため、メンテナンスが簡単です。
一方で、雨の日など表面が濡れていると滑りやすくなり、転んでしまうとケガの恐れもあるので小さいお子様がいるご家庭では注意が必要です。弊社のお客様の中には、タイルの上にクッション性レジャーシートを敷いてその上で遠足ごっこをしてご飯を食べたりといった事例もありますよ。また、費用が他のテラスと比べて高額になることが多いです。
テラスと人工芝の相性はバツグン!子供の遊び場にもなる
人工芝はテラスではありませんが、テラスとの相性はバツグンです。
お庭の雑草対策をしながらお子様の遊び場としてもよく候補にあがります。
人工芝の耐久性で懸念される方もいらっしゃいますが、それは考え方次第であり、8年から10年の耐久とされる人工芝が劣化するころは、お子様も大きくなりご家族の生活パターンが大いに変化する可能性があります。
不要になった場合は、処分できるという手軽さもありますよ。物置や自転車置き場を設置するなど想定しても良いかもしれないですね。
屋根テラスはR型とF型の2つ,素材はポリカーネット板
テラス屋根の形状にはアール型とフラット型の2種類があります。
機能性はそれぞれ特徴があります。
素材はどちらも同じものであり、ポリカーネット板や熱線遮断ポリカーボネート板などが採用されています。
【アール型】機能性重視の方におすすめ
引用画像:リクシル
アール(R)型の屋根テラスは、雨の吹込みを防ぐことができ、積雪を落としやすい特徴があります。
一方で、先端部の屋根の高さが低くなるため、圧迫感が発生しやすいようです。
機能性重視の方におすすめです。
【フラット型】見た目を重視したい方におすすめ
引用画像:リクシル
フラット(F)型の屋根テラスは、見た目がスタイリッシュで、開放感があるのが特徴です。
モダンな家などどの家のテラスにもマッチしやすい最近人気が高く、見た目を重視したい方におすすめです。
屋根材にはポリカーネット板と熱線遮断ポリカーボネート板がある
引用画像:リクシル
テラス屋根は、ただ雨からテラス空間を守るためだけにあるのではなく、室内環境の改善という効果も兼ねています。
テラスに屋根を設置するだけで、快適な空間を作ることができますよ。
素材には、ポリカーネット板や熱線遮断ポリカーボネート板があります。
どちらの素材も紫外線をほぼ100%カットすることができるのは驚きです。
一般的に”ポリカーボネート板“は強度が強く、弾性もあるため、多少の積雪や強風で壊れることがないので安全です。
熱線や紫外線をカットしてくれる効果も期待できます。
色が豊富なので好みや家の雰囲気に合わせたものを採用できるのも良いですね。
“熱線遮断ポリカーボネート板“は、ポリカーネット板よりも電気代を節約できる屋根材です。
熱線を遮断してくれる屋根材を使用しているため、ポリカーボネート板を設置するよりも更に10%ほど冷房負荷率を下げることができ、電気代の節約につながります。月々の電気代が節約できるのも嬉しいポイントですよね。
テラスなど雨に濡れても使える家具のコーディネートが気になる方は、こちらの記事が参考になります。
「エクステリアを新しくしたいけど、悩んでいる」そんな方は、一度プロの専門業者に相談してみてはいかがでしょうか?
まとめ
優先する条件によってオススメのテラス素材は異なってきます。
素材の特徴を理解した上で、小さな子どもがいるご家庭でも安心して使える素材を選択しましょう。
エクステリア工事を専門に請け負う弊社「ステージ」では、「エクステリアを新しく作りたい」などといったご相談も多くいただきます。
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弊社は『エクステリアで子育て世代を応援』をメインテーマに活動しています。
ぜひ一度にご相談ください。