カーポートと車庫(ガレージ)の違いはメリットやデメリットもあわせてご紹介します

  • 自宅の駐車スペースについて悩んでいる
  • カーポートと車庫(ガレージ)の違いってなに?
  • カーポートのメリットとデメリットは?
  • 車庫(ガレージ)のメリットとデメリットは?

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、

  • カーポートと車庫(ガレージ)の違いは?
  • カーポートのメリットとデメリット
  • 車庫(ガレージ)のメリットとデメリット
  • カーポートと車庫(ガレージ)って固定資産税はかかるの?
  • カーポートと車庫(ガレージ)の設置費用目安
  • カーポートとガレージはどちらがおすすめ?

などについてご紹介をしています。

自宅の駐車スペースについて悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

カーポートと車庫(ガレージ)の違いは?

カーポートと車庫(ガレージ)の主な違いは、三面が壁で覆われているか、覆われていないかです。

カーポートとガレージは、つくりが異なります。

カーポートは屋根と柱で構成された駐車スペース

カーポートは、屋根と柱で構成された駐車スペースのことです。

空から降ってくる雨や鳥のフンなどから車を守ることができます。

屋根がついているため、夏の暑い時期に紫外線や日差しから車を守ることもできます。

工事日数も少なく、施工費用も抑えて設置することができるため、近年人気の駐車スペースの一つです。

車庫(ガレージ)は屋根と3方向の壁で構成された建物

車庫(ガレージ)は、屋根と3方向の壁で構成された建物のことです。

入り口部分にシャッターがついているものが多いですが、オープンタイプのものもあります。

車庫(ガレージ)には、建物が独立しているものと、家の一部が車庫(ガレージ)になったインナーガレージがあります。

車を綺麗に保管をしたい人や防犯性を高めたい人、自分で車両のメンテナンスをしたい人に人気の駐車スペースです。

カーポートのメリット

カーポートのメリットは、車庫(ガレージ)よりも費用を抑えて設置できることと、車を屋根下で保管できることです。

屋根のない駐車場に停めている場合と、カーポートに停めている場合とでは、塗装の劣化具合が違います。

車が停まっていない状態であれば、バーベキュースペースとして使用したり、雨の日や暑い日の子供の遊び場として使うことも可能です。

カーポートバルコニーを選ぶことで、カーポートの下だけでなく上の部分もバルコニーとして有効活用することができます。

カーポートのデメリット

カーポートのデメリットは、防犯性が高くないことです。

出入り口にシャッターやチェーンを設置することで、侵入者を防ぐことはできますが、車は外から見える状態です。車庫(ガレージ)ほどの防犯性能は期待できません。

高級車やプレミアカーを所有している場合は、注意が必要です。

また、カーポートには耐久性の問題もあります。

安価な商品だと強風や台風の際に、柱が変形するなどの被害を受けることがあるため注意が必要です。

柱と屋根だけという構造上、横からの影響を受けやすいため気をつけましょう。

車庫(ガレージ)のメリット

車庫(ガレージ)のメリットは、防犯性能が高いことです。

プレミアがつくような車や高級車に乗っている場合、車が盗難されてしまう恐れがあります。そのような車を外に停めていると、窃盗犯の目にも留まりやすくなるため、盗難されるリスクが高まります。

シャッター付き車庫(ガレージ)は三方向を壁に囲まれている上に防犯性能の高いシャッターがついているため、屋外駐車より盗難されにくくなります。

また、カーポートだと空から降ってくる雨や鳥のフンしか防ぐことはできませんが、車庫(ガレージ)であれば、より車を綺麗に保つことが可能です。横からの黄砂や汚れからも車を守ることができます。

車庫(ガレージ)であれば、工具や機械などを置いて自分で簡単なメンテナンスを行うことも可能です。

電気を通して電源を設置しておけば、電動工具などを使用することもできます。

自宅で何か作業をしたいのであれば、車庫(ガレージ)は最適な駐車スペースだといえるでしょう。

車庫(ガレージ)のデメリット

車庫(ガレージ)のデメリットは、設置費用が高額になってしまうことです。

柱と屋根だけのカーポートとは違い、車庫(ガレージ)は三方向を壁に囲まれています。

そのため、一般的な車庫(ガレージ)の設置費用はカーポートと比べて高額です。

既製品を使用するか、一から建築してもらうかによっても費用は大きく変わります。

昔と比べて、デザイン性の高い既製品も今は多く販売されているため、一度、好きなデザインの商品がないか、確認してみましょう。

カーポートとガレージに固定資産税はかかるの?

カーポートとガレージに固定資産税はかかるのか気になりますよね。

実は、カーポートには固定資産税はかかりませんが、車庫(ガレージ)には固定資産税がかかります。

固定資産税がかかるかどうかは、三方向を壁に囲われているかどうかがポイントになります。

そのため、壁で覆われている車庫(ガレージ)は建物としての扱いとなるため、固定資産税がかかるのです。

カーポートとガレージ(車庫)の設置費用目安

こちらではカーポートと車庫(ガレージ)の設置費用目安についてご紹介をします。

  • カーポートの設置費用目安
  • 車庫(ガレージ)の設置費用目安

カーポートの設置費用目安

カーポートの設置費用目安は、20〜150万円前後です。

カーポートの設置費用は、耐久性と対応台数によって大きく変わります。

1台用のカーポートで、そこまでデザインや機能にこだわらなければ、20万円前後から取り付けられるものもあります。

強度や柱の数、デザイン、選ぶメーカーによって、金額は異なるため注意が必要です。

ホームセンターのプライベートブランドなど、安価な金額で取り付けができるものから、有名メーカーが販売しているものまで、種類がたくさんあります。

使用している材料や耐用年数、耐積雪対応商品かどうかによって、金額は大きく変わるため、自分の生活スタイルに一番合った種類のカーポートを選ぶようにしましょう。

ガレージ(車庫)の設置費用目安

ガレージ(車庫)の設置費用目安は、100〜800万円前後です。

ガレージの場合、インナーガレージ(ガレージハウス)にするか独立型ガレージにするかで費用は大きく変わります。

インナーガレージ(ガレージハウス)の場合坪単価は約50〜80万円です。

1台用だと約250〜400万円、2台用だと約500〜800万円が相場と言われています。

独立型ガレージの費用相場は、1台用で約100〜300万円です。

2台用だと200〜400万円、3台用だと250〜550万円が相場と言われています。

既製品を使用するか、一から建築するか、など、条件によっても費用は大きく変わります。

カーポートとガレージはどちらがおすすめ?

カーポートとガレージは、結局どちらの方がおすすめなのでしょうか?

結論、おすすめの駐車スペースは人によって異なります。

こちらでは、カーポートがおすすめな人と車庫(ガレージ)がおすすめな人の特徴についてご紹介をします。

自分に当てはまるかどうか、チェックしてみてくださいね。

カーポートがおすすめな人

  • 費用はできるだけ抑えたい
  • 早く設置してほしい
  • 駐車場に屋根が欲しい
  • 将来車を手放す可能性がある
  • 設置スペースが限られている

上記の項目が当てはまる人は、カーポートがおすすめな人です。

費用を抑えた屋根つきの駐車スペースが欲しいのであれば、カーポートがおすすめです。

施工日数も、早ければ1日で完了します。

また、設置スペースが限られておりガレージを建ててしまうと駐車スペースが半減してしまうようであれば、屋根と柱だけで構成されているカーポートの方が土地を有効活用することができます。

将来的に一台にしようと思っている、子供が成長したら車を手放すかもしれないという人も、ガレージよりも撤去がしやすいカーポートの方がおすすめだといえるでしょう。

ガレージがおすすめな人

  • 車の防犯性を重視したい
  • 高級車やプレミアがつく車両を所有している
  • 車のメンテナンスを車庫(ガレージ)で行いたい
  • 車を汚したくない

上記が当てはまる人は、ガレージの方がおすすめな人です。

高級車やプレミアがつく車両を所有しているのであれば、盗難対策としてシャッターのついている車庫(ガレージ)に駐車をしておくことをおすすめします。

特に、替えが効かないようなクラシックカーに乗っているのであれば、防犯面を意識して駐車スペースを考えるようにしましょう。

また、車を汚したくない、車のメンテナンスを車庫(ガレージ)で行いたいという人にもガレージはおすすめです。人目を気にせずに車のメンテナンスができます。

雨風などによる汚れや紫外線による塗装の劣化も防ぐことができるため、外装を綺麗なまま保つことが可能です。

車を綺麗に所有したいのであれば、車庫(ガレージ)を一度検討してみましょう。

車を大事にしている人、車が好きな人にとっては、車庫(ガレージ)は憧れの存在です。

独立型ガレージやインナーガレージ(ガレージハウス)も選択肢に入れて、計画を立ててみましょう。

まとめ:自分の生活に合ったカースペースを選ぼう!

カーポートとガレージには明確な違いがあることがわかりました。

生活スタイルや設置する目的によって、おすすめの駐車スペースは異なります。

カーポートと車庫(ガレージ)に共通して言えるのは、空から降ってくる雨や鳥ふんからは車を守ることができるということです。

屋根があると、雨の日の車の乗り降りも楽に行うことができます。

屋根付きの場所で車を保管することにはメリットがたくさんあります。

自分の生活スタイルや目的に合ったカースペースを検討してみましょう。

カーポートにしようか車庫(ガレージ)にしようか迷っている人、駐車スペースについて迷っている人は、ぜひ一度ステージにご相談ください!

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