【雪国地域】耐雪カーポート選びのポイントと相場費用

北海道、北陸などの雪国で必需品といっても良いくらいのアルミカーポート。

そのアルミカーポートには屋根の上の積雪量に対する強度の違いによって種類が分かれています。

この富山県内の場合はどんな種類を選ぶと良いか、どんなことに注意をすると良いかを解説していきます。

目次

雪国用カーポートは100㎝~150㎝以上のタイプが基本

アルミカーポートは屋根の上の積雪量に対する耐雪が20㎝、50㎝、100㎝、150㎝、200㎝、と分けられています。

どの耐雪タイプのカーポートを選ぶと良いかは建築基準法に定められており、富山県内では耐雪150㎝以上のタイプが基本ですが、一部地域では雪下ろしすることを条件に耐雪100㎝でも許可されます。

雪国用カーポートの種類と相場費用

耐雪100㎝~150㎝タイプのカーポートとはどんなものがあるか次に例を挙げます。

折板カーポート

上記写真のようにギザギザの屋根のことを折板と言います。

YKKジーポート 150

(写真、YKKapジーポート積雪150㎝Aタイプ)

この折板カーポートが富山県内では最もポピュラーであり、そのため各メーカーさんは企業努力により価格を抑えることに成功しています。

弊社の場合は、耐雪150㎝の2台用折板カーポートの価格は確認申請費を別として45万円(税別)前後でご用意させて頂いております。

透明な屋根のカーポート

三協アルミ スノースカイ150㎝

上記写真の様に屋根に使われている透明な板をポリカーボネートと言います。

採光性に優れているためリビング前など、あまり暗くしたくない場所への設置に適しています。

三協アルミ スノースカイ150㎝

(写真、三協アルミ スノースカイ150㎝仕様)

ポリカーボネートの屋根でできたカーポートは耐雪が20㎝や50㎝のタイプも多くある為、耐雪が100㎝または150㎝タイプであることを忘れずに確認しましょう。

価格は同等の大きさの折板カーポートと比べて高価であり75万円(税別)前後としています。

また、ポリカーボネート板は衝撃に弱い為、建物屋根からの落雪がある場合は配置に注意が必要です。

その他、費用の掛かる場合

ここまでカーポートを自宅に設置するまでに掛かる費用を解説してきましたが、カーポートには様々なオプションもあるため、その中のいくつかをご紹介します。

雪の吹込みを軽減するパネル

雨風や雪の吹込みを軽減したい場合は次の写真のようにパネルを付けることが可能です。

価格は波板の場合で片面10万円(税別)前後でご用意させて頂いております。

YKK ジーポート波板

(写真、YKKapジーポート 波板パネル)

柱への照明取り付け

照明があった方がいいなという時は次の写真のような照明器具をカーポートの柱に取り付けることが出きます。

価格は8万円(税別)前後でご用意させて頂いております。

YKKセンサー照明

(写真、YKKapセンサー照明)

その他、カーポートの設置条件に応じてカーポート屋根のサイズを切り詰めるなどの変形加工をすることも可能です。

まとめ

雨や積雪から車を守ってくれるカーポートですが、意外にも次の2つが助かっていることに実感としてあります。

ひとつは鳥の糞ですが、車に乗ろうとした時に鳥の糞が付いているとショックですよね。

もうひとつは真夏の時期、特に折板カーポートであれば車中が高温になることを軽減してくれます。

年間を通して何かと恩恵を受けることができるカーポートです。

是非ご検討されてはいかがでしょうか。

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