雪かきの負担を減らせる!ロードヒーティングのメリットとデメリットを解説します

冬になると増える仕事。それは「雪かき」

雪が積もるたびにしなければいけない雪かきは、かなりの重労働ですよね。

  • 「体の節々が痛くなるし、雪かきをする時間がもったいないな…」
  • 「雪かきの負担を減らしたいな…」

このようにお悩みのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回この記事では積雪対策の中でも、道路の温度を上げる「ロードヒーティング」という設備について、

  • ロードヒーティングの種類
  • ロードヒーティング設置のメリットやデメリット
  • ロードヒーティングを設置する場合の費用相場

などを解説していきます!

冬の雪かきに悩んでいる人は、是非最後まで読んでくださいね。

ステージ外構設計事務所ではロードヒーティングの施工は行っておりません。

目次

ロードヒーティングとは

ロードヒーティングとは、道路の融雪及び凍結防止のため路面の温度を上げる設備のことです。主に道路や駐車場、玄関前などに設置します。

ロードヒーティングを設置した部分の地面の温度を上げることにより、雪を溶かし凍結を防ぐ仕組みです。

主な熱源は3種類。「ガス」「灯油」「電気」です。

種類も3種類で、ボイラー式、ヒートポンプ式、電熱線式があり、それぞれ熱を発生させる仕組みが異なっています。

ロードヒーティングの主なメリットは、設置することで雪かきの負担が減るほか、凍結を防ぐことができるため人の転倒防止になることです。

  • 早朝出勤など、朝早くから外出する家庭
  • 高齢者が多い家庭
  • 雪かきが出来る人手が足りていない家庭

などは、ロードヒーティングを導入することで大きなメリットを得られると思います。

上記にひとつでも当てはまる方は、メリットとデメリットを比較し、一度ロードヒーティングを検討してみましょう。

ロードヒーティングの種類

ロードヒーティングには、種類が3つあります。

  • ボイラー式
  • ヒートポンプ式
  • 電熱線式

それぞれ異なった方法で熱を発生させています。

それぞれの仕組みや特徴、熱源について解説していきます。

ボイラー式

ボイラー式ロードヒーティングは、地面下に張り巡らせたパイプの中を、専用のボイラーで熱した温水(不凍液)が通ることにより雪を溶かします。

主な熱源は「灯油」と「ガス」です。

どちらかというと、灯油を熱源として使っている家庭のほうが多くみられます。

ボイラー式は温める力が強いので、広範囲に設置したい場合はボイラー式ロードヒーティングがおすすめです。

ボイラー式ロードヒーティングは、ボイラーの定期点検費用や不凍液の定期交換費用とガスや灯油などの燃料代がランニングコストとして発生します。プロパンガスを使用している地域だったり、灯油の価格が高騰した場合は、燃料代が高くなってしまうのがデメリットです。

ヒートポンプ式

ヒートポンプ式ロードヒーティングは、地面下に張り巡らせたパイプの中を、空気熱や地中熱を利用して熱した温水(不凍液)が通ることにより雪を溶かします。

熱源は「電気」です。使用中、発生する費用はヒートポンプを動かす電気代だけなので、ランニングコストを抑えることができます。発生するのは限られた電気代だけ。地球環境にも優しいエコロジーなロードヒーティングです。

ヒートポンプ式ロードヒーティングは、立ち上がりが早くないため大雪の場合はすぐに溶けないのと、初期費用と不凍液の定期交換費用がかかることが、ヒートポンプ式のデメリットです。

電熱線式

電熱線式ロードヒーティングは、地面下に張り巡らせた電熱線が熱くなることにより雪を溶かします。

熱源は「電気」です。立ち上がりは比較的早く、耐久性が高い製品が多いのが特徴。定期的な不凍液交換やボイラーの点検などのメンテナンス費用は発生しません。

しかし、使ったぶんだけ電気代がかかるため、ランニングコストは高額になりがちです。

特に、ロードヒーティングを広範囲に設置したい場合や積雪量が多い地域で使用したい場合、電熱線式ロードヒーティングはランニングコストが高額になるというデメリットがあります。

ロードヒーティングのメリット

ロードヒーティングを設置するメリットは何があるのでしょうか?

1.雪が降ったときに自動で稼働して雪を溶かしてくれる

ロードヒーティングのメリット1つ目は、雪が降ったときに自動で雪を溶かしてくれることです。自動運転をセットしておくと、降雪量、外気温、路面水分などの各センサーによって自動でスイッチが「ON・OFF」します。外出している間に積雪があった場合でも、センサーが反応し自動で稼働して雪を溶かしておいてくれるのは、雪国に住む私たちにとって大きなメリットですよね。もちろん手動運転も選べます。家にいるときは手動運転にして節約をし、外出する場合や早朝の積雪に備えて自動運転に切り替えるなど、上手に手動運転と自動運転を使いこなしましょう。

2.雪かきの負担を減らすことが出来る

ロードヒーティングのメリット2つ目は、ロードヒーティングが融雪してくれることによって雪かきの負担を減らせることです。女性やお年寄りにとって雪かきは重労働。1箇所、2箇所、雪かきをする場所を減らせるだけでも、かなりの負担が減ります。

「駐車場」や「玄関前」など、積雪が合った場合特に雪かきが必要な場所にロードヒーティングを設置することによって、体力的な雪かきの負担が減るほか、今まで雪かきに使っていた時間を有効活用することができます。

3.凍結を防げる

ロードヒーティングのメリット3つ目は、積雪による凍結を防げることです。

雪かきをしても、地面と積雪との温度差で地面は凍結します。

ロードヒーティングを設置し地面を熱することで、地面の温度が上がるため凍結をすることはなくなります。

地面が凍結しなくなることで、人の転倒やスリップなどを防ぐことができます。

ロードヒーティングを設置することで、家族の安全を守ることにも繋がるのです。

ロードヒーティングのデメリット

ロードヒーティングのデメリットは何があるのでしょうか?

 初期費用がかかる

ロードヒーティングのデメリット1つ目は、設置の初期費用がかかることです。

設置する面積や種類、動力源にもよりますが、費用相場はだいたい60〜100万円ぐらいと言われています。ロードヒーティングを設置するのには、高額な初期費用がかかります。

自治体によっては、無利子や、利子の一部を自治体が負担してくれる融資制度を行っているところもあります。一度住んでいる自治体の制度を調べてみましょう。

ランニングコストがかかる

ロードヒーティングのデメリット2つ目は、設置したあとのランニングコストがかかることです。

ボイラー式だと「灯油代」「ガス代」、電熱線やヒートポンプ式だと「電気代」といった熱源のランニングコストがかかります。「灯油代」「ガス代」「電気代」共に、使用している期間中燃料代が高騰する可能性があり、その場合は予想していたよりもランニングコストが高くなってしまうおそれがあります。「ガス代」に関しては、住んでいる地域が都市ガスなのかプロパンガスなのかによって金額はかなり変わります。

また、ボイラー式とヒートポンプ式は、不凍液の定期交換もあるため、設備自体のランニングコストもかかってきます。ヒートポンプ式はランニングコストが抑えられる一方で、設備の寿命が比較的短いといわれています。故障した場合は機械を変える必要があるため、初期費用と合わせてランニングコストの予算を組んでおく必要があります。導入前に、設置した場合今後発生する費用を一度計算してみましょう。

設置したところしか雪が溶けない

ロードヒーティングのデメリット3つ目は、設置したところしか雪が溶けないことです。

設置した場所しか雪が溶けないのは当たり前のことですが、これには思わぬ弊害が出ることがあります。

ロードヒーティングは広範囲ではなく「玄関前」「駐車場」など、一部分に設置する人がほとんどだと思います。ロードヒーティングは設置したところだけが溶けていくため、設置していないところ(道路や歩道など)に雪がどんどん積もっていくことで、溶けたところと溶けていないところの段差が出来てしまい、車の出し入れに支障をきたす場合があります。その場合「結局雪かきをしなければ車がだせない」なんてことも。

ロードヒーティングは設置する場所や範囲をよく考えて、対策をしながらつけるようにしましょう。

ロードヒーティングの設置費用相場

ロードヒーティングを設置するのには、いくらぐらいの費用がかかるのでしょうか?

【20㎡に設置する場合の費用相場】

  • ボイラー式 60万円前後
  • ヒートポンプ式 90万円前後
  • 電熱線式 70万円前後
  • 上記の金額はあくまでも目安です。

    設置する面積や選ぶメーカーの種類によって金額は変動するため、ロードヒーティングの設置を検討している場合は必ず見積もりをとるようにしましょう。

    ロードヒーティングの設置を迷う人は融雪槽などの設置も検討しよう

    初期費用やランニングコストがかかるロードヒーティング。

    設置する地域や種類によっては、割高になる場合もあります。

    「ランニングコストをあまりかけたくない」「雪かきは自分でやるが雪をおいておくところがない」という方は、融雪槽や融雪機の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

    融雪機・融雪槽とは
     雪かきをした雪を入れて、投入した雪を効率的に溶かすことができる設備のことです。

     

    融雪機・融雪槽も、ロードヒーティング同様、設置に初期費用はかかります。

    無利子や低金利の融資制度が使える自治体もあるので、一度、お住まいの自治体制度を調べてみましょう。

    まとめ:雪対策をして大雪に備えよう

    冬になると必要になる積雪対策。

    体力的に雪かきがつらい人は、自動で設置した部分の雪を溶かしてくれるロードヒーティングのほうが良さそうですね。大雪対策の費用を抑えたい場合は、まずその土地で一年過ごしてみて、あとから検討するのもいいかもしれません。雪かきをする体力がまだあるのであれば、必要だと思ったタイミングで導入するのもいいと思います。

    雪かきをする体力、雪かきをする時間、ロードヒーティングなどの設置費用やランニングコストなどを考え、あなたの生活スタイルにあった積雪対策ができるといいですね。

    毎年冬はきます。雪も降ります。ロードヒーティングの設置や、融雪機、融雪槽などの設置を検討し、今年も大雪に備えましょう!

    富山県でエクステリアや積雪対策を検討中の方は、是非「ステージ」にお気軽にご相談ください!

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