おしゃれな玄関スロープを作る5つのコツ!スロープを導入するメリット・デメリットも併せて解説

将来、足腰が弱くなり車イスが必要になったときや、お子様が生まれてベビーカーを使用するときなど、スロープがあると楽に移動ができてとても便利です。

しかし、スロープは住まいの中でも人目につく場所のため、せっかくならおしゃれな場所にしたいも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、玄関にスロープを作るメリット・デメリット、おしゃれに仕上げるためのコツなどについて解説します。

玄関スロープをおしゃれに作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

玄関にスロープを作るメリット

玄関にスロープを作ることで大きく3つのメリットがあります。

まずは、メリットについてみていきましょう。

車イスやベビーカーでの移動が手軽に

玄関にスロープを設置する一番のメリットは、車イスやベビーカーなどを段差をきにすることなく、スムーズに移動できるようになることです。

特に、車イスは1cmの段差でも障害になります。通常、階段の段差は15cm〜20cmほどあるため、介助人の手を借りなければ自力で上り下りができません。

しかし、玄関にスロープを設置すれば、段差を気にすることなく車イスの方でも1人で手軽に移動ができるようになります。

転倒するリスクの低減

大人では大した段差でも、足のおぼつかない小さな子どもだと、数cmの段差でもつまずいてしまうことがあります。

たった一段の段差でも、子どもは踏み外してしまったり、転倒してしまったりする可能性があります。

しかし、スロープだと、段差につまずく心配もなく、転倒してケガをするリスクも減らせます。

玄関まわりがおしゃれになる

コンクリートで表面を仕上げただけの玄関まわりよりも、レンガやタイルを組み合わせたスロープを取り付けることによっておしゃれな玄関周りにが出来上がります。

また、斜面が緩やかであるほど、玄関まわりが広く、ゆとりのある空間を演出できます。

玄関にスロープを作るデメリット

メリットの多いスロープですが、取り付けにはそれなりに広いスペースが必要なることがデメリットです。

例えば、10cmの段差を解消しようとすると、スロープの長さは120cm程度必要です。

もし、高低差のあるのに、無理にスロープの長さを短くしようとすると、傾斜が急になり転倒のリスクが高まります。

そのため、高低差の大きい場所で安全なスロープを設置する場合は、できるだけ斜面がなだらかになるようにスロープ部分を長くする必要があります。

敷地が広いご家庭であれば特に問題はありませんが、門扉から玄関までが短いご家庭ではまっすぐのスロープを設置できない可能性もあります。

しかし、玄関前などに折り返しのスロープを設置すれば、敷地面積が小さくてもゆとりのある勾配のスロープを設置できます。

玄関スロープをおしゃれに仕上げるための5つのコツ

続いて、玄関スロープをおしゃれに仕上げるための5つのコツについて解説します。

勾配はできるだけ緩やかに

スロープを設置する上で、もっとも重要になるのが勾配です。

ベビーカーや車イスなどの利用者によって、楽に上り下りできる傾斜は変わります。

特に、車イスの場合、傾斜が高いと車イスの車輪が重くなり、上るのに大きな負担がかかってしまうため、できるだけ緩やかな勾配を作ることが大切です。

バリアフリー法で定められた勾配は、屋内であれば12分の1、屋外は15分の1の傾斜が望ましいとされています。

例えば、30cmの段差だある玄関の場合、その15倍である長さ4m50cmのスロープが必要ということになります。

しかし、敷地が狭くて長いスロープを設けられないときは、スロープを折り返して設置することも可能です。

スロープ幅は余裕を持たせる

車イスの利用を検討する場合は、スロープの幅もしっかりと考えることが大切です。

幅がに余裕がないと、車イスの車輪がはみ出して脱輪してしまう可能性があります。

JIS規格によると、車イスの幅は手動であれば63cm、電動の場合は70cm以下に設定されているめ、スロープの幅は最低でも80cm程度は考慮しておきましょう。

また、幅が80cmほどあれば、ベビーカーも通ることが可能です。

ただし、スロープの場合は事故を防ぐためにももう少し余裕を持たせて、幅90cm設計すると安心です。

もし、スロープに手すりを付ける場合は、手すりの幅をプラスして設計することをおすすめします。

滑りにくい素材を選ぶ

雨が降るとスロープの素材によっては、滑りやすくなり転倒する恐れがあるため、素材はできるだけ滑りにくいものを選ぶことが重要です。

特に、石材やタイルは、雨で濡れると滑りやすくなるものもあるため、デザイン性だけでなく安全性も考慮して選びましょう。

滑りにくい素材としておすすめなのが、「インターロッキング」や「洗い出し」などです。

コンクリートでできたブロックを噛み合わせるインターロッキングは、カラーバリエーションが豊富なため、仕上がりをおしゃれにしたい方に特におすすめです。

また、洗い出し仕上げは、砂利のゴツゴツとしたでっぱりが滑り止めとして機能します。

さらに、インターロッキングや洗い出し以外にも、コンクリート打ちの仕上げの「刷毛引き」も滑りにくいデザインの一つです。

刷毛引きとは、表面をホウキで掃いたような、刷毛の模様を付ける刷毛引き仕上げという仕上げ方法も滑りにくくさせる工法の一つです。

刷毛仕上げは、表面をわざとザラザラにするため、ツルツルのコンクリートよりも滑りにくくなります。

手すりを付けると安心

スロープを設置する場合、手すりをつけておくと、思わぬ事故の防止につながります。

ステンレスなどの金属製の手すりは、丈夫でさびにくいため、屋外に設置することが多いです。

しかし、金属製の手すりは、夏は日差しで熱くなりすぎたり、冬は冷えてしまうというデメリットがあります。

そこで、おすすめしたいのが「樹脂製」の手すりです。

手すり部分が樹脂製であれば、炎天下でも熱くなりにくく、冬でも冷たさを感じにくいため、必要な時にしっかりとつかむことができます。

また、手すりは素材選びだけでなく、サイズも重要なポイントです。

設置するスペースに対して大きすぎる手すりを選ぶと、体をぶつけたり、介助の妨げにもなる可能性もあるため、設置場所に適したサイズのものを選びましょう。

屋根を設置すれば雨の日でも快適

スロープから玄関まで距離があると、雨の日には傘を差さないと濡れてしまいます。

特に、車イスやベビーカーを押して移動する場合、雨に濡れないように移動するのはとても大変です。

しかし、玄関のアプローチの動線上に屋根があると、雨の日でも快適に移動することが可能です。

また、スロープから駐車場までつながるように屋根を設置すれば、愛車の汚れを防げるだけでなく、雨の日でも快適に車でお出かけがしやすくなります。

夜間の歩行に備えてフットライトを

夜間にスロープを歩く際、足元が暗いとスロープの幅が分かりにくく、踏み外してしまう危険性があります。

そこで夜間の歩行に備えて、スロープにフットライトを取り付けるのもおすすめです。

上から照らすタイプの照明でも歩行はできますが、上からの照明だと足元に影ができてしまします。

しかし、フットライトを等間隔で設置することで、夜間でもスロープの端や手すりが認識しやすいため、転倒するリスクを減らせます。

また、エクステリアの他の照明と組み合わせることで、スロープを中心に美しい庭を演出することもでき、埋め込み型のライトにすれば、歩行の邪魔にもなりません。

防犯面を意識して人感センサー付きライトを希望する場合、フル点灯と照度を落とした自動点灯の使い分けができるタイプがおすすめです。

このタイプは、夜になると自動点灯し、明け方になると消灯します。途中、人を感知すればフル点灯しますが、日中は作動しません。

スイッチのオンオフも必要がないので手間が省けることもメリットです。

まとめ

今回は玄関スロープのメリット・デメリット、おしゃれに仕上げるためのコツについて解説しました。

玄関スロープを設置すると、車イスやベビーカーでの移動が楽になり、転倒防止にもつながります。

また、素材やライトを工夫すれば、玄関まわりをおしゃれに演出できることも魅力です。

ただし、玄関スロープを設置する場合は、広いスペースが必要になるため、駐車場や庭の広さなども考慮しながらプランニングすることが大切です。

玄関スロープの設置を検討している方は、ぜひ「ステージ」にご相談ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる