門柱一体型や埋込み型など種類が豊富なポストについて後悔しない選び方

  • 種類が多すぎてポストがなかなか決まらない
  • ポスト選びで後悔したくない
  • ポストってどうやって選べば良いんだろう?

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では

  • ポストの種類
  • ポストの取り付け方の種類
  • ポストの設置場所いついて
  • ポストを選ぶ際に気をつけたいポイント
  • 新築に外壁埋め込みタイプをあまりおすすめできない理由

などを解説しています。

ポスト選びに迷っている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

ポストは種類が豊富なのでポイントをおさえて上手に選ぼう

自宅に設置するポストは、種類が豊富にあります。

無数にあるポストのなかから、お気に入りのポストを選ぶのは、大変な作業です。

ポスト選びは、ポイントをおさえて、上手に選ぶようにしましょう。

人気なのはポスト一体型の機能門柱

近年人気なのはポスト一体型の機能門柱です。

インターホンやポストなどが門柱についているので、ポストやインターホン、表札だけに別の場所を用意する必要がなく「省スペース」で「便利」な門柱を探している家庭によく採用されています。

ポストの種類

ポストが装着されている門柱の種類は、機能門柱だけではありません。

門柱には、主に「機能門柱」「造作門柱」の二つの種類があります。

それぞれの特徴をご説明します。

機能門柱

機能門柱は、エクステリアメーカーから販売されている機能性の高い門柱のことです。

表札やインターホン、ポストが門柱と一体型になっています。

近年は、宅配ボックス付きの機能門柱も主流になってきており、その便利さから需要が高まってきているエクステリア商品の一つです。

造作門柱

造作門柱は、既製品ではなく自分でデザインが出来る門柱のことです。

家に合った、デザイン性の高い門柱を専門業者と共に創作することができます。

唯一無二の門柱を設置したい人には、造作門柱がおすすめです。

造作門柱であれば、取り付ける機能も自分ですべて選択することができます。

表札、ポスト、インターホン、宅配ボックスなど、この商品を使用したいというこだわりがある人は、造作門柱で自分だけの門柱を設置するのもいいでしょう。

ポストの取り付け方の種類

ポストの取り付け方の種類には、主に四つの種類があります。

  • 独立タイプ
  • 埋め込みタイプ
  • 壁掛けタイプ
  • 置き型タイプ

それぞれの種類について解説します。

独立タイプ

独立タイプは自立しているタイプの門柱です。

ポールがついており、地面に埋め込んで取り付けをします。

埋め込みタイプ

埋め込みタイプは、門袖や外壁に埋め込むタイプの取り付け方法です。

造作門柱に埋め込んで取り付けることもあります。

壁掛けタイプ

壁掛けタイプは、壁に取り付けたフックなどにかけて使用するタイプです。

脱着が簡易に行えるためポストを頻繁に取り替えたい人に需要があります。

置き型

置き型タイプは、ポストそのものを置くタイプです。

地面においたり、門袖や門柱の上に置くなど、置き場所はさまざまです。

ポストの設置場所について

ポストはどのような場所におけばいいのか、迷いますよね。

ポストの設置場所によく採用されるのは、下記の場所です。

  • 敷地内で道路に一番近いところ
  • 玄関付近
  • 玄関ポーチ

敷地内で道路に一番近いところに設置をする

ポストの設置場所でよく選ばれる場所の1つめは、敷地内で道路に一番近いところです。

道路との境界付近に設置するメリットは、敷地内に人が入ってくるリスクを減らせることです。防犯の観点からも、ポストの設置場所としてよく採用されます。

デメリットは、郵便物を取りに行くのに少し距離があるため、雨に濡れたりする可能性があることです。

玄関付近に設置をする

ポストの設置場所でよく選ばれる場所の2つめは、玄関付近です。

玄関のすぐ横に取り付けをするメリットは、雨の日に濡れずに郵便物の回収ができることです。

デメリットは、郵便物を届けるために玄関付近まで配達員の人が入ってくることです。

玄関付近まで人が入ってくることに抵抗がある人には、あまりおすすめではありません。

玄関ポーチ付近に設置をする

ポストの設置場所でよく選ばれる場所の3つめは、玄関ポーチ付近です。

上記2つの長所と短所をかけ合わせたような場所で、玄関付近まで人に入ってきてほしくないけれど、道路付近まで郵便物を取りに行くのは面倒だという人におすすめの設置場所です。

ただし、玄関ポーチの大きさによって取り付けが出来るポストが異なるため、注意が必要です。

ポストを選ぶ際に気をつけたいポイント

ポストを選ぶ際に気をつけたいポイントを5つご紹介します。

  • 家とのバランスを考えて選ぼう
  • 防犯面の観点からロック機能があるものを選ぼう
  • サイズと容量を確認して選ぼう
  • 耐久性や防水性能を考えて選ぼう
  • 開き方を考えて選ぼう

家とのバランスを考えて選ぼう

ポストを選ぶ際は、家とのバランスを考えて選ぶようにしましょう。

洋風な家に和風なポストを選んだり、家全体やエクステリア全体はシックにまとまっているのにポストだけが奇抜なデザインだったりすると、全体的なバランスが崩れてしまうことがあります。

建物とのバランス、庭やアプローチなどのエクステリア全体とのバランスを考えながら、ポストを選ぶようにしましょう。

防犯面の観点からロック機能があるものを選ぼう

ポストを選ぶ際は、防犯面の観点から、ロック機能があるものを選ぶようにしましょう。

鍵がついていないタイプのポストだと、郵便物を見知らぬ人に持っていかれてしまう可能性があります。個人情報保護の観点からも、鍵付きのポストがおすすめです。

ロックの種類は、ダイヤルを回すものや、鍵をさして使うものなどいろいろなものがあります。

自分の生活スタイルに合った鍵がついている商品を、選ぶようにしましょう。

サイズと容量を確認して選ぼう

ポストを選ぶ際は、サイズと容量を確認して選ぶようにしましょう。

昔は「ポストを選ぶときは、新聞2〜3日分が入るものを選ぼう」と言われていましたが、近年は新聞を取る人も少なくなり、インターネット通販でものを購入する人が増えてきました。

そのため、昔よりもサイズも容量も大きいものが主流になってきています。

A4サイズが入ると表記されていても、実際届く書類は封筒に入っており一回り大きかったりします。

また、ネコポスやレターパックなど少しサイズが大きい書類が届くことも少なくないため、投函口のサイズは35cmが確保されているものを選ぶのがおすすめです。

耐久性や防水性能を考えて選ぼう

ポストを選ぶ際は、耐久性や防水性能を考えて選ぶようにしましょう。

玄関ポーチや道路との境界付近に設置する場合、屋根がないというケースが多いです。

その場合、ポストは雨に直接あたってしまうことになります。

上部があいていたり、水に弱い素材でできたポストだと、すぐに破損してしまうおそれがあります。

また、安価で耐久性の弱いポストを選んだ際も、同様にすぐに破損してしまい、またすぐにポストを交換しなければならない、ということになりかねません。

耐久性や防水性能は、きちんと確認しておくようにしましょう。

開き方を考えて選ぼう

ポストを選ぶ際は、開き方を考えて選ぶようにしましょう。

前から入れて前から取り出すタイプ、前から入れて後ろから取り出すタイプ、

上から取り出すタイプ、下開きで取り出すタイプや上開きで取り出すタイプなど、さまざまな種類の開き方があります。

設置する場所や動線などを考えて、取り出しやすい開き方を選ぶようにしましょう。

外壁に埋め込むタイプは新築にはあまりおすすめできない

埋め込みタイプのポストは人気ですが、外壁に埋め込むのはあまりおすすめできません。

おすすめできない理由は2つあります。

  • 気密性能が下がってしまう
  • 交換時の費用が割高になる

住宅の気密性能が下がってしまう

外壁に埋め込むタイプのポストは、気密性能が下がってしまうおそれがあります。

取り付け方にもよりますが、外から投函された郵便物が室内から取り出せるタイプの埋め込み方をしている場合、ポストが取り付けられている場所は実質家にとっては穴があいている状態になります。

ポストは密封されているわけではないからです。

近年の住宅は、家の断熱性能を上げるために気密性が高く設計されています。

外から投函した郵便物が玄関を開けずに取り出せるというのは、在宅で仕事をしている人にとっては、とてもメリットが大きいと思います。

しかし、気密性能の観点から、これから長く住む新築住宅にはあまりおすすめできない取り付け方です。

ポスト交換時の費用が割高になる

外壁に埋め込むタイプのポストは、交換時の費用が割高になるおそれがあります。

外壁に下地や穴を開けて取り付けているポストは、交換するとなった場合、また全く同じサイズのポストがあるとは限りません。

少しサイズの違うポストを取り付けるとなった場合、下地を施工しなおさなければならない可能性があります。

その場合、独立型のポスト付き門柱より、施工費用が割高になるおそれがあります。

スリムな機能門柱なら狭小地でも設置可能

スリムな機能門柱なら狭小地でも設置が可能です。

狭小地の場合、独立式のポストと、門柱、それぞれを設置する場所が確保できなかったり、確保できても、玄関アプローチの敷地を狭めてしまったりすることもあります。

その点、スリムな機能門柱であれば、門柱にポストやインターホン、表札や宅配ボックスなどが一体となっているため、それぞれの設置場所を確保する必要がありません。

狭小地や、変形地など、何個も設置する場所を確保するのが難しい場合でも、スリムな機能門柱であれば問題を解決することができます。

照明付きのポスト一体型門柱なら夜間でも安心

照明付きのポスト一体型門柱なら夜間でも安心して帰宅することができます。

夜間帰宅したときに、郵便物を確認しようとしても、そのままだと暗くて手元が見えません。

照明付きであれば手元を照らしてくれるため、安心して郵便物を取り出すことができます。

インターネット通販をよく使用するなら宅配ボックスは設置しておこう

インターネット通販をよく使用するのであれば、宅配ボックスは設置しておくようにしましょう。

常に在宅しているのであれば荷物を受け取ることができますが、仕事をしていたり、受け取ることが難しいこともあります。

そのようなときに、宅配ボックスがあると大変便利です。

再配達を防ぐこともできるので、配達員の手間を減らすこともできます。

まとめ:ポスト一体型の門柱を選んでおしゃれで機能面も良い家にしよう!

たくさんの種類のなかからこだわりのポストを選ぶのは大変な作業です。

ポストの取り付け方は、いろいろな方法があり、選択肢は多岐にわたります。

コストパフォーマンスを考えるのであれば、ポスト一体型の門柱がおすすめです。

ポスト一体型の門柱を選んで、おしゃれで機能も良い家にしましょう。

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