「空いているスペースを庭としてどう活用していいか分からない。」「せっかくだから少しでもオシャレにしたい。」というご相談は多いです。
そのような場合はどのように打合せが進んでいくのか、どのように提案してもらえるのか、実際にステージで工事させて頂いたお客様の事例を紹介させて頂きます。
お客様が抱えていた庭への悩みと要望
事例としてご紹介するS様のご自宅は、何もしていない空いているスペースがあり、次のような悩みを抱えていらっしゃいました。
- 庭をつくりたいけど手入れに自信がないからどうしたら良いか分からない。
- 空いているスペースをどう活用したら良いか分からない。
- こどもの自転車置き場を作りたいけど、どこにどういうものを置けば良いか分からない。
- 庭としての全体のバランスを考えると、どのようにすれば良いか分からない。
解決策を具現化する
S様へのヒアリング
何かしたいけれど、どうしたら良いか分からないと業者へ相談しているのに、「どうしたいですか?」とばかり言ってくる業者からは提案やデザインプランの期待は薄いです。
ステージでは、お客様のご相談内容をさらに深堀りしていくだけでなく、普段の生活リズム、趣味、家族構成、その他いろいろお聞きしていき、お客様の返答に対してさらに少しずつ提案していきます。
この作業を繰り返していき、全体像のプランの概略を固めていきます。
S様の場合、新たなご要望として次のことが分かりました。
- 外で物干しができるサンルームのようなものが欲しい。
- リビングから外に出られるようにしたい。
- こども達が遊べるようにしたい。
- 和室から庭としての眺めをつくりたい。
- 植物や木の手入れは全く避けたいという事ではない。
以上のお客様のご要望も踏まえて、叶えることができるようにプラン作成に入っていきます。
アイディアの具現化へ
こちらがご提案させて頂いたプラン画像です。
自転車置き場は手前に配置することで使い勝手が良いのですが、駅にある様ないかにも駐輪場という商品ではなく、透明な屋根で光を取り入れることができて且つ庭としての雰囲気を壊さないような商品を採用しました。
サンルームはデッキの上に設置してあるような一体型のものとし、室内⇔サンルーム⇔庭、という導線を子供たちとしても無理なく確保できるようにしました。
植栽は適宜配置し、和室からだけではなくどこから見ても華やかになるようにしました。
参考までに目隠し性をもう少し上げたい場合の方法として、次のプラン画像の様に自転車置き場にフェンスを取り付けることもできることをお伝えしました。
将来的に後付けも可能なため、しばらく様子を見ることとしました。
オシャレで使い勝手の良い庭を手に入れる
次の写真をご覧ください。
工事完成後の写真です。
サンルームの前面は折りたたみ戸を採用することで、余計な窓枠がないフルオープンの状態にすることができます。
実際に頂いたお客様の声
今回の庭造りが素敵な形になって満足です。両隣の方からも今どきでシャレてるねーと言われて嬉しいです。また、子供たちも遊んでいるので、やって良かったですし、自転車置き場でプール遊びもできたことが意外な発見でした。
まとめ
お客様から庭を何かしたいんだけど、どうしたら良いか分からない。というご相談に対してお役に立てるのが私たちエクステリアプランナーです。
また、○○をしてほしいんです。○○を付けてほしいんです。という一見具体性のあるお客様からのご相談に対してであっても、なぜそうしたいのか、どうしてそうしたいのかをきちんと汲み取り、違った方法や角度からも検証し最適な案を提供させて頂いているのがステージです。
その結果、想像以上の快適な空間をお客様は手にすることができます。