[後悔しない庭づくり]外構に砂利を敷くときのポイントや費用などを解説します

  • 外構に砂利を敷くのっていくらぐらいかかるんだろう?
  • 庭に砂利を敷くことのメリットやデメリットは?
  • DIYで庭に砂利を敷くことはできるの?

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、

  • 庭に砂利を敷く場合の費用相場
  • 庭に砂利を敷くメリット
  • 庭に砂利を敷くデメリット
  • 庭に砂利を敷く場合のポイント
  • 砂利の敷き方
  • 砂利を敷く
  • 砂利は自分で敷くことはできる?
  • 砂利敷きの費用を抑えるためのポイント

などについて解説しています。

庭に砂利を採用しようか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

おしゃれで費用を抑えた外構にしたいなら砂利を採用しよう

おしゃれで費用を抑えた外構にしたいなら、砂利を採用するのがおすすめです。

砂利は種類が多く、いろいろな素材とも合わせやすいため、外構資材としてよく採用されます。

他の素材と比べても費用が安いため、コストパフォーマンスも高く人気の素材の一つです。

「費用を抑えたいけれど、おしゃれにもしたい」という人は、砂利の採用を検討してみましょう。

庭に砂利を敷く場合の費用相場

庭に砂利を敷く場合の費用相場は、1㎡:4,000〜8,000円前後です。

選ぶ砂利の種類によって費用は大きく変動します。

有名な産地で採掘された砂利は高価ですが、産地や品質にこだわらなければ安価な砂利を選ぶこともできます。

施工範囲や土地の状態によっても価格が変わるため、一度見積もりをとることをお勧めします。

庭に砂利を敷くメリット

庭に砂利を敷くメリットを5つご紹介します。

  • 防犯対策になる
  • ぬかるみ防止になる
  • 雑草対策になる
  • 外構がおしゃれになる
  • 他の方法よりも費用を安く抑えることができる

防犯対策になる

庭に砂利を敷く1つめのメリットは、防犯対策になることです。

砂利の上を歩くと、砂利が擦れて「ジャリジャリ」と音がします。

来客が来た知らせにもなる他、敷地内に侵入者が歩いていることにもいち早く気づくことができます。

防犯面を強化したいのであれば、防犯砂利がおすすめです。

防犯砂利は、通常の砂利よりも擦れた時の音が大きいため、より防犯効果を期待することができます。

ぬかるみ防止になる

庭に砂利を敷く2つめのメリットは、ぬかるみの防止になることです。

アプローチなど、歩くところに砂を施工すると、雨が降った時にぬかるみができて足元が汚れてしまう可能性があります。

砂の上に砂利を敷くことで、水はけがよくなり、ぬかるみができなくなるので、足元が汚れにくくなります。

ぬかるみに足を取られる心配もありません。

雑草対策になる

庭に砂利を敷く3つめのメリットは、雑草対策になることです。

雑草は「水」「光」「空気」の条件が揃うことで発芽をします。

庭に砂利を敷くことで、土に日光が当たらなくなり、雑草が生えにくくなります。

ただし、砂利だけだと、雑草対策としての効果には不安が残るため、雑草対策として砂利を敷くことを考えているのであれば、防草シートの組み合わせがおすすめです。

外構がおしゃれになる

庭に砂利を敷く4つめのメリットは、外構がおしゃれになることです。

素材がシンプルなため、砂利をワンポイントに使用したり、ベースとして使用したり、いろいろなデザインで使うことができます。

外構によく採用されるのは、色が綺麗な化粧砂利です。

化粧砂利にもさまざまな色のものがあるため、エクステリアのイメージにあった砂利を選ぶことができます。

他の方法よりも費用を安く抑えることができる

庭に砂利を敷く5つめのメリットは、他の方法よりも費用を安く抑えられることです。

レンガやタイルなどと比べて、砂利敷きは費用が安いという特徴があります。

お手頃な価格の砂利を選ぶことで、さらにその費用は抑えることが可能です。

生産地にこだわった高価な砂利もありますが、品質や産地にこだわらなければ、安価で素敵な砂利を選ぶこともできます。

庭に砂利を敷くデメリット

庭に砂利を敷くデメリットを2つご紹介します。

  • ベビーカーや車椅子の移動がしにくい
  • 落ち葉などの汚れが目立ちやすく掃除がしにくい

ベビーカーや車椅子の移動がしにくい

庭に砂利を敷く1つめのデメリットは、ベビーカーや車椅子の移動がしにくいことです。

砂利の隙間に車輪が挟まり、前進後進などの移動がしづらくなります。

アプローチなど人が歩くエリアに砂利を敷く場合は、通路だけタイルやコンクリート打設などをして通りやすくする工夫が必要です。

落ち葉などの汚れが目立ちやすく掃除がしにくい

庭に砂利を敷く2つ目のデメリットは、落ち葉などの汚れが目立ちやすく掃除がしにくいことです。

明るい色の石は、汚れが目立ちやすく、黒色は砂汚れなどが目立ちます。

落ち葉が砂利の上に落ちると、ホウキでは掃除がしにくく、掃除の手間がかかります。

掃除時間を短縮したいのであれば、施工場所の近くに花や木がないかを確認しておくと良いでしょう。

砂利を敷く前に必ず防草シートを施工しよう

庭に砂利を敷く前には、必ず防草シートを施工するようにしましょう。

砂利だけの施工だと、隙間から生えてきてしまい、雑草対策効果はあまり期待できません。

防草シートを敷くことで、雑草対策効果を高めてくれます。

防草シートを敷く場合は、使用する期間に合わせて商品を選ぶのがおすすめです。

長く使うのであれば、不織布を選ぶと良いでしょう。

砂利を敷く前に施工に必要な砂利の量を確認しよう

砂利を敷く前に、施工に必要な砂利の量を確認しましょう。

量の計算方法は「施工面積×80kg」です。

まず施工面積を算出し、算出した施工面積に80kgをかけるとその面積に必要な砂利の量を計算することができます。

80kgは、厚さ約3〜5㎝の場合の計算式です。

一度、例を計算してみます。

例:縦2m 横2m の場合
2×2=4
4×80kg=320kg

あらかじめ必要な量を計算しておくことで、砂利をスムーズに購入することができます。

砂利の敷き方

砂利の敷き方をご説明します。

  1. 除草
  2. 床均し(整地作業)
  3. 転圧
  4. 防草シートを敷く
  5. 砂利を敷く

①除草

まず、除草作業です。庭の草取りをします。

草取りをして、その後除草剤などを散布すると、雑草の根をより枯らすことができます。

除草剤などを使用し、草の根を完全に枯らすことで、施工後に雑草が生えてくるリスクを減らすことができます。

②床均し(整地作業)

次の工程は、床均しです。

除草作業をした後に、凸凹した土の厚みを均一にします。

石がありでっぱっているところから石を取り除いたり、凹んでいる場所に土を入れ均します。

この作業をすることで、次の転圧作業をスムーズに行うことができます。

③転圧

次の工程は、転圧作業です。

転圧機械を使用して作業をします。

地面を押し固めることで、空気を押し出し、地面の圧力をあげます。

押し固めることで、硬い下地の土ができあがります。

④防草シートを敷く

次の工程は、防草シートを敷く作業です。

購入した防草シートを敷いて。固定していきます。

固定する際のポイントは、隙間を作らないことです。

雑草は、隙間を見つけて生えてくるため、隙間を徹底して全て埋めることで、雑草対策効果を高めます。

専用の固定テープやピンを使用して、隙間を埋める努力をしましょう。

⑤砂利を敷く

最後の工程は、砂利を敷く作業です。

できるだけ均一になるように、砂利を敷きます。

外構砂利の厚さは3〜5㎝前後が理想です。

車など、砂利の上に重いものが乗る予定であれば、倍の厚みを設ける必要があるので注意が必要です。

最後に、砂利の厚みを均して完成です。

外構の砂利敷きは自分で作業可能?

外構の砂利敷きは、自分で作業をすることも可能なのでしょうか?

範囲が狭いなら可能

範囲が狭いのであれば、DIYでの施工も可能です。

外構の一角に砂利を敷いてみたい人や、施工面積が狭い人は、一度自分で作業をしてみるのも良いでしょう。転圧の作業も、狭い範囲であれば機械を使わずに、足踏みで行うという方法もあります。

範囲が広いなら業者に依頼をするのがおすすめ

施工範囲が広いのであれば、業者に依頼をするのがおすすめです。

砂利の量、転圧機の手配、施工するための体力など、総合的に考えると、専門業者に依頼をした方が、安く済むこともあります。

範囲が広くなればなるほど、どうしても初心者作業は難しくなります。

粗が目立ちやすくなるからです。

素敵な庭にするためにも、一度専門業者に相談をしてみましょう。

砂利敷きの費用を安く抑えるためのポイント

砂利敷きの費用を安く抑えるためのポイントを2つご紹介します。

  • 安い砂利を選ぶ
  • 厚さをギリギリまで薄くする

安い砂利を選ぶ

価格の安い砂利を選ぶと、砂利敷きの費用を抑えることができます。

砂利の価格は、選ぶ商品によって大きく異なります。

産地が有名な砂利だと、高価です。

特に砂利の産地にこだわりがないという人は、色とイメージと予算を業者に伝えて、その予算で手配できる砂利を選んでもらうというのも一つの手段です。

特に産地にこだわらなければ、価格の安い砂利を入手することができます。

安い砂利を探してもらうのも、費用を抑えるポイントの一つです。

厚さをギリギリまで薄くする

砂利の厚さをギリギリまで薄くすると、砂利敷きの費用を抑えることができます。

砂利の厚さは通常外構だと3〜5㎝が理想です。

5㎝敷く予定のところを、3㎝にすることで、必要な砂利の量を節約することができます。

毎日歩くところでなければ、大幅に砂利が減っていくこともないため、3㎝にしても問題はありません。

3㎝以下にしてしまうと、下に施工した防草シートが見えてしまったり、下地が見えてしまう恐れがあるため、できるだけ3㎝は確保するようにしましょう。

まとめ:砂利を採用して素敵な庭をつくろう!

今回は、砂利敷きの費用や、メリット・デメリット、敷き方についてご紹介しました。

砂利はメインにもサブにも使える、万能な外構資材です。

砂利を採用して、素敵な庭を作りましょう。

外構や庭づくりにお悩みの方は、ぜひ「ステージ」までご相談ください!

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