お客様の悩み
正面道路の人通りが多く視線が気になることがきっかけで問い合わせを頂きました。
お伺いして改めてヒアリングさせて頂いたところお客様の悩みは次の通りでした。
- 通行人からの視線を遮りたい。
- 雑草対策をしたい。
- ウッドデッキのスペースに影を作りたい。
- 玄関前をオシャレにしたい。
この時の状態が次の画像です。
5つのエクステリア提案
ヒアリングしながら同時にどうすれば解決できるかをザックリとご提案させて頂きました。
①通行人からの視線を遮りたい
身長程の高さのフェンスを次の画像のようにオレンジ色の場所に設置することで、ウッドデッキにいる時や庭にいる時に通行人からの視線をほぼ遮ることができることを確認しました。
素材候補は樹脂・アルミ・ハードウッド(天然木)があり、価格は~40万円程度と予想されます。
意匠性・価格・メンテナンス性のバランスが良いアルミ素材で一旦検討することにしました。
フェンス素材についてはこちらの記事も参考にしてください。
②雑草対策をしたい
子供たちがウッドデッキから降りた次の画像のイエローのエリアでも遊べるように人工芝を敷くことで雑草対策もする。
すると大きな窓を挟んで室内と庭全体の導線がスムーズになり、敷地を有効活用できます。
③ウッドデッキのスペースに影を作りたい
次の画像のような、布製のもので日陰を作ることができるオーニングという商品があります。
このオーニングを取り付けることで強い日差しを軽減することができます。
オーニングは手動で伸縮させることが可能ですので不要な場合は格納しておきます。
④玄関前をオシャレにしたい
玄関前に表札を取付できるようなデザイン塀と植物を組み合わせたものをモニュメントとして設置することで華やかになりますし、玄関ドアを開けたときに玄関の中を覗かれることも軽減されます。
⑤その他のご提案
- ウッドデッキには一部しか階段がないため、もっと安心してウッドデッキを利用することができるように上の画像のように落下防止になるようなもので且つ目隠し効果になるものが必要だという印象を受けました。
- 照明もあればより素敵な演出ができそうです。
以上の2つをデザインに盛り込むことをお客様へお伝えしました。
施工完成後のパース
ヒアリングをもとに考察したプランが次のイメージ図です。
完成図を3Dで表現したものをパースと呼びます。
最大の目的である目隠しは単調なものにならないように幅の違う桟がリズムよく構成されているものを選択しました。
ウッドデッキ前は花壇と角柱を組み合わせて、落下防止と目隠しを兼ね備えました。
花壇にすることで室内から見える緑が華やかさを与えてくれます。
玄関前にはモニュメントと手入れの負担が少なめの植栽を組み合わせて、表札や出入り口付近を照らすように照明も配置しました。
その他注意したことは、建物と調和はもちろん後付け感なく初めから予定していたかのように色彩や素材にも注意しました。
エクステリア施工完了後
完成した状態が次の画像です。
イメージ通りであり、実際に完成したところを改めて見ると素敵に仕上がりました。
お客様にも喜んで頂き、人工芝エリアにお子様用の滑り台がさっそく設置されているのを見るととても嬉しく思います。
まとめ
今回のように既にあるものを生かして、いかに不自然なくデザインを考え工事を進め、お客様の想像を上回り喜んで頂けるかがエクステリアリフォームの醍醐味です。
同じような悩みを抱えていらっしゃる方は是非ステージまでご相談ください。