- 新築の外構について悩んでいる
- 新築外構に植栽は採用した方がいい?
- 植栽の選び方がわからない
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では
- 植栽とは
- 植栽を採用するメリット
- 植栽を採用するデメリット
- 失敗しない植栽の選び方
- 庭木の種類
- シンボルツリーにおすすめの樹木5選
- 植栽を魅力的にするためのポイント
などについてご紹介をしています。
新築外構に植栽を採用しようか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
植栽とは

外構における植栽とは、敷地内に樹木や草花を植えることを指します。
玄関アプローチや庭などに植栽をすることで、家全体を華やかにし、癒しを与えてくれる効果があります。

植栽を採用するメリット

植栽を採用するメリットについてご紹介をします。
- 外観が華やかになる
- 木陰ができる
- 目隠し効果でプライバシー保護になる
外観が華やかになる
植栽を採用することで、外観が華やかになります。
玄関アプローチなど人がよく通る場所に植栽をすることで、来訪者に華やかな印象を与えます。
四季を楽しんだり、果実の収穫をしたりと、選ぶ植物によってさまざまな楽しみ方ができることもメリットの一つといえるでしょう。
木陰ができる
植栽を採用することで、木陰ができます。
夏場や晴れた日など、日差しが強い日は植栽の木陰が大活躍です。
玄関アプローチに植栽をすれば、来訪者が待つ間の休憩場所にもなりますし、庭に植栽をすれば、快適にくつろげる素敵な場所となります。
目隠し効果でプライバシー保護になる
植栽を採用することで、住民のプライバシーを守ることができます。
道路から玄関が近いと、ドアを開けた際に通行人と目があってしまったり、外から家の中が見えてしまったりすることがあります。
プライバシーが確保されない環境は、多大なストレスとなるため、このような状況の場合は改善が必要です。
玄関先やアプローチに植栽をすることで、通行人からの視線を遮ることができます。
通行人と目が合ったり、家の中が見えてしまうという問題を解決することが可能です。
植栽を採用するデメリット

植栽を採用するデメリットを2つご紹介します。
- 維持費がかかる
- メンテナンスの手間がかかる
維持費がかかる
植栽のデメリットは、維持費がかかることです。
植栽は、植えて終わりではありません。
水やりや、植え替えなど、植えた後の維持費もかかります。
業者に剪定を依頼をする場合は、メンテナンスを依頼する費用も必要です。
植栽を採用しなかった場合と比べてランニングコストはかかります。
メンテナンスの手間がかかる
植栽のデメリットは、メンテナンスの手間がかかることです。
植栽は植えて終わりではなく、水やりや草取り、植え替えや土の栄養管理などするべきことがたくさんあります。
特に、草取りや水やりは日常的に必要なメンテナンスです。
土に植えれば基本は雨で水分補給をするので頻回な水やりは必要ありませんが、雨が全然降らなかったり、真夏ですぐに水分が蒸発してしまうような天候の場合は適度に水やりをする必要があります。
水やりが少ない植物をえらぶという手段もありますが、寒さに弱かったり、住んでいる気候に合わないこともあるので注意が必要です。
失敗しない植栽の選び方

失敗しない植栽の選び方を4つご紹介します。
- 建物やエクステリアのデザインに合わせて植栽を選ぶ
- メンテナンスのしやすさで植栽を選ぶ
- 植える場所の状況で植栽を選ぶ
- 名前の由来や花言葉で植栽を選ぶ
建物やエクステリアのデザインに合わせて植栽を選ぶ
失敗しない植栽の選び方は、建物やエクステリアデザインに合わせて植栽を選ぶことです。
建物やエクステリアのデザインにあっていない植栽を選ぶと、アンマッチな印象を与えてしまいます。
まとまりのあるエクステリアにするためにも、全体的なバランスは大変重要です。
建物やエクステリアのデザインを中和したり、エクステリア全体に溶け込むような植物を選ぶようにしましょう。
メンテナンスのしやすさで植栽を選ぶ
失敗しない植栽の選び方は、メンテナンスのしやすさで植栽を選ぶことです。
なんとなく見た目が好きだったからという理由で選んだ樹木が、すごく育てにくい植物だった場合、植栽生活は長くは続きません。
虫が嫌いなのに虫がよくつく樹木を選んでしまったり、かなり手をかけないと上手に育たない植物は、初心者には育てにくく、枯らす可能性があります。
そのためメンテナンスのしやすさ、植物自体の丈夫さは大変重要なポイントです。
植栽を選ぶときは、植物の特徴をよく調べて選ぶようにしましょう。
植える場所の状況で植栽を選ぶ
失敗しない植栽の選び方は、植える場所の状況で植栽を選ぶことです。
日がよく当たる場所、日陰になりやすい場所、半日陰になる場所など、土地の形状や家を建てる向きによって植栽の場所の状況は異なります。
また、住んでいる土地によって、寒暖差などの気温条件も変わるため注意が必要です。
雪が降るような地域に、温暖地方が生産地の植物を植えても、寒さに耐えきれず冬を越すことができない可能性があります。
日当たりの良い場所が得意な植物を、日陰になりやすい場所に植えても上手には育ちません。
植栽を選ぶときは、植える場所の状況に合わせて選ぶようにしましょう。
名前の由来や花言葉で選ぶ
失敗しない植栽の選び方は、名前の由来や花言葉で選ぶことです。
なんとなく選んだ植物の名前の由来や花言葉がネガティブな意味だと、なんとなく見ていても暗い気持ちになりますよね。
そこで、おすすめなのが植える前に名前の由来や花言葉を調べておくことです。
- 平和
- 幸せ
- 明るい気持ち
- 感謝
など、ポジティブな花言葉の意味をもつ植物はたくさんあります。
見た目ももちろん大事ですが、候補にある植物の名前の由来や花言葉を調べておくことで、植栽がより意味のあるものになります。
植栽を選ぶ際は、名前の由来や花言葉を調べてから選ぶようにしましょう。
庭木の種類

シンボルツリーに採用される庭木の種類についてご紹介をします。
- 常緑樹
- 落葉樹
- 針葉樹
常緑樹
常緑樹は、一年中緑の葉を楽しむことができる樹木のことです。
落ち葉が少ないため、シンボルツリーとしてよく採用されます。
葉が生い茂り枯れ木になることがほとんどないため、目隠しのための樹木として植えられることもあります。
落葉樹
落葉樹は、気温が低くなると葉を落とす樹木のことです。
新芽、紅葉、落葉など、季節によって表情を変えるという魅力的な特徴があります。
植栽で四季を楽しみたい人におすすめの樹木です。
針葉樹
針葉樹は葉の先が尖っている樹木のことです。
代表的な植物には「松」の木などがあります。
常緑樹、落葉樹どちらにも針葉樹はありますが、多くの針葉樹は常緑樹に属しています。
シンボルツリーにおすすめの樹木5選

シンボルツリーにおすすめの樹木を5つご紹介します。
- オリーブ
- キンモクセイ
- ジューンベリー
- シマトネリコ
- アカシア
オリーブ

オリーブは地中海地方が原産の常緑樹です。
暖かい気候を好み、丈夫で育てやすいという特徴があります。
花言葉は「平和」「知恵」「安らぎ」「勝利」です。
原産国では豊穣や富の象徴として大切にされてきました。

キンモクセイ

キンモクセイは東アジア地方が原産の常緑樹です。
秋口ごろにオレンジ色の小さい花を咲かせます。
甘い香りも魅力の一つです。
寒さにはあまり強くありませんが、高温多湿の夏の暑い時期には強いという特徴があります。
原産国がアジア地方なため、日本の気候との相性が良いです。
花言葉は「謙虚」「謙遜」「気高い人」「真実」「初恋」「陶酔」です。
ジューンベリー

ジューンベリーは、北アメリカ地方原産の落葉樹です。
白い花と果実を楽しむことができます。
落葉樹には日当たりが良い場所を好まない植物もありますが、ジューンベリーは日差しにも強く育てやすいのが特徴です。
花言葉は「穏やかな笑顔」「穏やかな表情」です。
シマトネリコ

シマトネリコは、アジア地方原産の常緑樹です。
風水では家族運がアップする植物と言われています。
花言葉は「偉大」「荘厳」「高潔」「思慮分別」「服従」です。
ギリシャ神話やローマ神話では戦いの神であるアレス(マレス)の木として古くから親しまれています。
アカシア

アカシアは、オーストラリア原産の常緑樹です。
小さい花を枝いっぱいに咲かせ、華やかな見た目を楽しむことができるほか、寒さに強く、初心者にも育てやすいという特徴があります。
花言葉は「愛情」「友情」「魂の不死」です。
植栽を魅力的にするためのポイント

植栽を魅力的にするためのポイントを2つご紹介します。
- 植栽は高低差を意識してバランスよく植える
- グランドカバーなどの下草を植える
植栽は高低差を意識してバランスよく植える
植栽は高低差を意識してバランスよく植えることで、センスの良い仕上がりになります。
同じ高さの植物ばかりだと、のっぺりとした印象を与えてしまい、敷地が狭く見えてしまうのです。
高低差をつけて植栽を植えることで、動きが出て実際よりも広く見せることができ、おしゃれでまとまりのある植栽にすることができます。
グランドカバーなどの下草を植える
植栽を魅力的にするために、グランドカバーなどの下草を植えるようにしましょう。
下草はシンボルツリーや樹木の足元を彩る重要な役割を果たします。
自然界で、木だけが生えているという場所はほとんどありません。
樹木の周りには草が生えています。
植栽も、樹木と合わせて下草を植えることで自然な仕上がりになります。
よく使われる人気の下草は以下のとおりです。
- ローズマリー
- ラベンダー
- ワイヤープランツ
- 芝桜
植栽のデザインや、敷地の状態によって、最適な植物を選びましょう。
まとめ:新築外構に植栽を採用しワンランク上の家づくりをしよう

新築外構に植栽を採用しワンランク上の家づくりをしましょう。
植栽には、癒しや美観の向上などの効果があります。
見た目が華やかになり来訪者の第一印象もよくなることでしょう。
家に緑があるのは、とても魅力的なことです。
新築外構にはぜひ植栽を検討しましょう。
新築のエクステリアや庭づくりにお悩みの方は、ぜひステージに一度ご相談ください。