【お客様事例】理想と予算のギャップを埋めるための打合せ

これから新築を予定していて、外構工事にもこだわりたいけど理想と予算のギャップを解消したい!もちろん完成後にも満足したい!といった方は沢山いらっしゃると思います。

この記事では実際に、理想と予算のギャップを埋めていった打合せの事例をご紹介致します。

目次

お客様のご希望

大まかにお客様のご希望をまとめると次の通りです。

  • 2台用カーポートとコンクリート
  • 建物外周は防草シートと砂利敷き
  • 物置はこだわりある物
  • アプローチは来客用駐車スペースも兼ねたデザインにすること
  • ウッドデッキとその周りは芝生または人工芝、樹木もあったらいいかな?
  • 勝手口から道路へはゴミ出し等の通り道を確保

ご提案

初回のラフ図です。

ラフ図

ひとまず全てのご希望を取り入れこちらからの提案も合わせてプランに反映させて頂き本格的な打合せがスタートしました。

見積金額はご予算に対して大幅にアップしているため調整する必要がありますが、デザインに対しての妥協はお客様も私としてもしたくありませんでした。

優先順位の考察

今すぐにしなくても将来することとして一旦見積りから省くという方法があります。

例えばカーポートは将来施工とした場合の案や、物置を将来とした場合の案も検討に入れました。

以降2回ほど打合せを繰り返しましたが、この時点では建物自体にかかる金額を先にまとめる必要があり、しばらく4か月ほど間を空けてから外構打合せを再開することとしました。

打合せ再開までにしたこと

業者側としてはプランの再考をしつつ、価格や質からみた素材選びも並行して情報のご提供をさせて頂きました。

お客様からも「こうした場合はどうですか?」「この商品はどうですか?」といった問い合わせもどんどん頂いていました。

打合せを繰り返す中で起きたお客様との化学反応

お客様からの問い合わせのひとつに、「カーポートの耐雪条件をクリアしつつ屋根が透明なタイプのものがあると知ったので調べてほしい。」という内容がありました。

私はもちろんこの商品の存在を知っていましたが、一般的な折板カーポートと比較してかなり高額になるため独断で予め候補から省いてしまっていました

さらに当初の予定には無かったカーポート用のダウンライトの存在もご紹介すると、「是非取り入れたい。」と気に入っていただけました。

カーポートダウンライト

メイン工事となるカーポートの方向性が決まってからは全体の打合せスピードが速かったです。

その他工事内容の譲れるもの譲れないものの線引きをハッキリさせていき、素材選びや工事範囲を決めていきました。

工事開始から完了まで

県外にお住いのお客様でしたので、工事進捗状況は写真でメール報告を頻繁にさせて頂きました。

完成してからは「このカーポートにして良かったです。大変満足です。」と言って頂けました。

まとめ

私がこの打合せで改めて気づかされたことは人それぞれの価値観をもっと意識して私自身の思い込みも取り払い、商品紹介やアイディア等どんどん情報提供をしていくべきだということです。

さらにはお客様の未来も想定し、その結果オリジナルの素敵な外構や庭の完成につながるでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる