- 安全な玄関アプローチを作りたい
- 滑りにくい玄関アプローチにするにはどうしたらいい?
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では
- 玄関アプローチはなぜ滑るのか
- 玄関アプローチを滑りにくくする方法
- タイル床玄関アプローチの滑り止め加工
- 玄関アプローチにおすすめの滑りにくい素材4選
- 玄関アプローチの防滑対策は自分でできる?
- タイル玄関アプローチの防滑対策費用相場
- 滑りにくい素材の玄関アプローチの費用相場
- タイル床の玄関は加工をすれば滑りにくくすることができる
についてご紹介をしています。
滑りにくい安全な玄関アプローチを作りたい人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
玄関アプローチはなぜ滑るの?

そもそも玄関アプローチはなぜ滑るのでしょうか。
実は、玄関アプローチが滑ることには理由があります。
玄関アプローチが滑る主な原因を5つご紹介します。
- 滑りやすい素材を使っている
- 雨が降って濡れて滑りやすくなっている
- 紫外線などによって劣化して滑りやすくなっている
- 泥汚れで滑りやすくなっている
- カビやこけが生えて滑りやすくなっている
滑りやすい素材を使っている
玄関アプローチが滑る原因の一つとして、滑りやすい素材を使っていることがあげられます。
表面がツルツルとしたタイルや天然石は摩擦が少ないため滑りやすく、人が通るところに設置をすると危険です。
タイルや天然石を使用する場合は、ざらざらとした質感のものを使うか、防滑加工を施したものを使用するようにしましょう。
雨が降って濡れて滑りやすくなっている
玄関アプローチが滑る原因の一つとして、雨で濡れて滑りやすくなることがあげられます。
タイルやコンクリートは雨が降って濡れると、摩擦力が低下するため非常に滑りやすくなります。
水はけが悪かったり、素材の吸水力が乏しかったりすると、ヌメりの原因にもなるため注意が必要です。
紫外線などによって劣化する、経年劣化で滑りやすくなっている
玄関アプローチが滑る原因の一つとして、紫外線や経年による劣化があげられます。
アプローチなどのエクステリアは、屋外にあるため紫外線や雨風の影響を受けやすい場所です。
紫外線による影響で表面の膜が早期劣化してしまったり、経年劣化でひび割れを起こして隙間に水が溜まり滑りやすくなってしまうこともあります。
エクステリアに使用する素材は、耐久性の高い素材で施工をするのがおすすめです。
泥汚れで滑りやすくなっている
玄関アプローチが滑る原因の一つとして、泥汚れで滑りやすくなることがあげられます。
靴の裏についた泥や砂がアプローチに落ちることで、玄関アプローチが汚れてしまいます。
汚れを放置すると滑る原因にもなるため、汚れたら掃除をして綺麗に保つようにしましょう。
カビやこけが生えて滑りやすくなっている
玄関アプローチが滑る原因の一つとして、カビやこけが生えて滑りやすくなることがあげられます。
カビやこけは、湿度が高い場所を好みます。
日当たりが悪い場所や水はけの悪い場所は、カビやこけにとって絶好の生育場所です。
カビやこけが生えると、清掃の手間や費用もかかるため、年中日が当たらないような場所や水はけが期待できない場所には、玄関アプローチは作らないようにしましょう。
玄関アプローチを滑りにくくする方法

玄関アプローチを滑りにくくして転倒を防ぐ方法を3つご紹介します。
- 滑り止め加工をする
- 滑りにくい素材を使用する
- 手すりをつける
滑り止め加工をする
玄関アプローチを滑りにくくして転倒を防ぐためには、滑り止め加工をするのがおすすめです。
すでにタイルや石材、コンクリートなどで出来た玄関アプローチがある場合、新たにリフォームをするとなると多額の費用がかかってしまいます。
そのような際におすすめなのが滑り止め加工です。
滑り止め材を施工することで、大掛かりなリフォームをすることなく転倒予防をすることができます。
今までと見た目も変わらず、長期間の工期も必要ないため、人気の防滑対策の一つです
滑りにくい素材を使用する
玄関アプローチを滑りにくくして転倒を防ぐためには、滑りにくい素材を使用するのがおすすめです。
玄関アプローチを今から作ろうとしている人や、玄関アプローチの外観をガラッと変更してリフォームしたい人におすすめの方法です。
一般的に、滑りにくい素材とは、表面がざらざらしている素材のことを指します。
玄関アプローチに使用する素材は、できるだけ表面がざらざらしている素材を使用するようにしましょう。
手すりをつける
玄関アプローチを滑りにくくして転倒を防ぐためには、手すりをつけるのがおすすめです。
手すりをつけることで、安定して歩くことができるため転倒防止になります。
バリアフリーの観点からも、床の防滑対策と合わせておすすめしたい対策の一つです。

タイル床玄関アプローチの滑り止め加工

タイル床の玄関アプローチの滑り止め加工には、どのような方法があるのでしょうか?
こちらでは、タイル床玄関アプローチの滑り止め加工について2つの方法をご紹介します。
- 滑り止め材を施工する
- 滑り止めマットを使用する
滑り止め材を施工をする
タイル床玄関アプローチの滑り止め加工の一つめは、滑り止め材を施工することです。
すでに施工済みのタイル床に対して行うことができます。
滑り止め材の施工とは、タイルを綺麗に清掃し、専用の溶剤を塗布することです。
安全性能を高めたいのであれば、専門業者に施工をしてもらうことをおすすめします。
滑り止めマットを使用する
タイル床玄関アプローチの滑り止め加工の二つめは、滑り止めマットを使用することです。
ホームセンターなどで売っている人工芝マットや滑り止め用マットを敷いたり、滑り止めシールを貼ることで、滑りにくくします。
滑り止め対策の中でも一番簡単に行うことができるため、今すぐ何か応急の対策がしたいという人におすすめの方法です。
玄関アプローチにおすすめの滑りにくい素材4選

こちらでは、玄関アプローチにおすすめの滑りにくい素材について4つご紹介をします。
- 洗い出し
- 天然石
- コンクリート枕ぎ
- 防滑加工タイル
洗い出し

玄関アプローチにおすすめの一つめの素材は、洗い出しです。
洗い出しとは、モルタルやコンクリートが完全に固まる前に水で表面を洗い出すことで、砂利や砕石を露出させる施工方法です。
砂利部分がでこぼこしているため、滑り止め効果が期待できます。
和風な家にもモダンな家にも合う、おしゃれで滑りにくい素材の一つです。
天然石

玄関アプローチにおすすめの二つめの素材は、天然石です。
天然石にはいろいろな種類のものがありますが、おすすめなのは表面がざらざらとした、敷石などに使われるような天然石です。
天然石は切り出し方によって、さまざまな使い方をすることができます。
和風な家、洋風な家、モダンな家など、どのようなテイストにも合う魅力的な素材の一つです。
コンクリート枕木

玄関アプローチにおすすめの三つめの素材は、コンクリート枕木です。
砂利や芝などと合わせて使用をします。
コンクリートを枕木風に加工しているため、滑りにくく、頑丈です。
天然の枕木とは違い、腐食や虫害の心配もないため、長く使うことができます。
防滑加工タイル

玄関アプローチにおすすめの四つめの素材は、防滑加工タイルです。
タイルにはさまざまな種類のものがあります。
通常のタイルは表面がツルツルとしていて人が歩く部分にはあまりおすすめできません。
防滑加工タイルなら、滑り止め加工がしてあるため屋外でも使用することができます。
タイルは元々耐久性が高いのが特徴なので、長く使用することができます。
種類が多いため、テイストに合わせてデザインを選ぶことができるのも魅力の一つです。
玄関アプローチの防滑対策は自分でできる?

玄関アプローチの防滑対策について、いろいろな種類があることがわかりました。
では、玄関アプローチの防滑対策は自分でできるものなのでしょうか?
滑り止め材の施工は業者に依頼をするのがおすすめ
玄関アプローチの防滑対策は自分で行うことも可能ですが、滑り止め材の施工については業者に依頼をするのがおすすめです。
滑り止めマットを敷いたりする対策は、自分で行うことができます。
滑り止めマットはホームセンターなどで簡単に購入することができるため、まず何かを対策したいのであれば、マットを買ってきて敷いてみるのも良いでしょう。
本格的な滑り止め材の施工は、まず敷いてあるタイル床を綺麗に清掃するところから始まります。
初心者でもDIYで簡単にできる溶剤は、すぐに取れてしまうことがあるため注意が必要です。
「長く使いたい」「綺麗な仕上がりにしたい」のであれば、専門業者に依頼をして施工をしてもらうようにしましょう。
タイル玄関アプローチの防滑対策費用相場

タイル玄関アプローチの防滑対策を業者に依頼した場合の費用相場は6,000〜15,000円/㎡です。
玄関アプローチの汚れ具合や、施工する場所の状況によって作業内容が変わるため、金額は前後します。
滑りにくい素材の玄関アプローチの費用相場

滑りにくい素材の玄関アプローチの費用相場を種類別にご紹介します。
- 洗い出し:洗い出し砂利代+施工費用=約25,000円/㎡
- 天然石:天然石(自然石)代+施工費用=約24,000円/㎡
- コンクリート枕木:枕木代+施工費用=約4,000円/㎡
- 防滑加工タイル:タイル代+施工費用=約20,000円/㎡
選ぶ商品によって価格は異なるため、あくまでも目安となります。
タイル玄関は加工をすれば滑りにくくすることができる

タイルの床でできた玄関アプローチは、加工をすれば滑りにくくすることが可能です。
初めは滑りにくかったけど経年劣化により滑りやすくなってしまったというケースは、再度施工をすることで、再び滑りにくいアプローチにすることができます。
見た目もガラッと変えたいならリフォームも検討しよう
見た目もガラッと変えたいのであれば、リフォームも検討してみましょう。
同じタイルでも種類を変えることで、見た目の印象はかなり変わります。
経験が豊富なエクステリアプランナーに相談をすることで、今よりもっと素敵な玄関アプローチになることでしょう。
まとめ:玄関アプローチの防滑対策をして毎日快適に過ごそう

玄関アプローチは防滑対策をすることで、安心して通れる場所になります。
デザインだけでなく、機能面も考えた防滑対策をして、毎日快適に過ごしましょう。
玄関アプローチ作りや、エクステリアの安全対策、防滑対策にお悩みの方はぜひ一度ステージにご相談ください!