新築を建てて実際に住み始めてみると、「通行人や近隣の家からの視線が気になる…」という悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
そのような方におすすめなのが、お庭に置くだけの柵です。
お庭に置くだけの柵は、組み立てが簡単なので自分で設置できる上に、工事を依頼するよりもコストも抑えることができます。
そこで今回は、庭に置くだけの柵のメリットやデメリット、選び方、素材の種類などについて解説します。
庭の置くだけ柵のメリット

庭の置くだけの柵には主に3つのメリットがあります。
まずは、メリットについてみていきましょう。
プライバシーを守れる
住まいが隣家と近かったり、目の前が人通りの多い道路だったりする場合、外からの視線が気になりますよね。
しかし、庭に柵を設置することで、ご近所や通行人といった外からの視線を遮ってくれるため、プライバシーを守れることが大きなメリットです。
また、一定の高さがあるものだと、空き巣や不法侵入などの防犯対策にも役立ちます。
自分でDIY設置ができる
冒頭でも説明した通り、置くだけの柵の場合、組み立てが簡単なので自分でDIY設置ができます。
また、移動することもできるため、違う場所に置きたくなったら、簡単に移動できるのも大きな魅力です。
庭のデザインの変化を楽しめる
置くだけ柵には、樹脂製やアルミ製などのさまざまな素材があり、デザインの種類も豊富です。
そのため、家や庭の雰囲気に合った柵を設置すれば、お庭のデザインだけでなく、家の外観をよりおしゃれに見せることができます。
庭の置くだけ柵のデメリット

置くだけ柵のデメリットとしては、台風や強風時に倒れやすいことです。
しかし、置くだけ柵は簡単に設置できる分、簡単に片付けることができます。
そのため、台風に備えて柵を倒したり、物陰に片付けたりしておけば、飛ばされる心配は減ります。
また、台風が来ない日でも、柵を建物や植木などに結んでおけば、急な突風や強風が来たときにも安心です。
このように、置くだけ柵には、強風で飛ばされやすいデメリットがありますが、対策をすれば、被害を最小限に抑えることができます。
庭の置くだけ柵の選び方とは?

置くだけ柵のメリットは分かったものの、どのように選べばいいのか分からない方も多いと思います。
そこでここからは、庭の置くだけ柵の選び方について解説します。
最適な高さを考える
まずは、どの程度の高さの柵が必要になるかを確認することが大切です。
一般的に、大人の目線から家の中を隠せる高さは180cm程度のため、柵の全体の高さを180〜200cm程度の高さがあれば通行人からの視線を遮ることができます。
ただし、これは人が立っているときの目線が基準となっており、「ソファに座っているとき」「床に座っているとき」など、人の姿勢や場所によって目線の高さは変わってきます。
また家族の身長によって高さも変わるため、高さ選びに迷った場合はエクステリア専門店などに相談してみることがおすすめです。
どこからの視線を遮りたいかを明確にする
次に道路の通行人からの視線、隣家の庭からの視線など、どこからの視線を遮りたいのかを明確にしましょう。
例えば隣の家の住人からの視線を遮りたい場合は距離が近いため、ほぼ完全に目隠しできるタイプで防音性の高いものが適しています。
ただしお隣からの印象も配慮して、高さは必要最低限に抑えた方が無難です。
風通しや採光も考慮
柵は高くなればなるほど日陰ができやすくなり、風通しも悪くなってしまいます。
特に置くだけの柵は強風に弱いため、できるだけ風通りの良いデザインのものを選びましょう。
またリビング前や室内前など目隠しもしつつ日光を取り入れたい場合は、採光性の高いものを選ぶのがおすすめです。
デザインや板の間隔にも注意
柵といっても、エクステリアの一部なので住まいの雰囲気に合わせて、デザイン性も意識しましょう。
例えば、個性的なカラーの柵を選んでしまうと、かえって悪目立ちしてしまう可能性があります。
住まいの雰囲気と合わせるために、家の外壁と同系色のものを選べば、違和感なく調和の取れたデザインとなります。
また、柵の板間隔も考慮すべきポイントです。
隙間が小さいものは視線をしっかりと遮ることができますが、光や風までも遮ってしまいます。
視線をしっかりと遮りたい場合は隙間が小さいもの、太陽光や風通しも良いものを選びたい場合は、適度な隙間があるものを選ぶといいでしょう。
庭の置くだけ柵の主な素材
ここからは、庭の置くだけ柵で使用される主な素材とそれぞれの特徴についてご紹介します。
アルミ

アルミ製の柵は、サビや腐食に対する耐久性が優れています。
見た目もスッキリしているため、スタイリッシュなお庭やシンプルエクステリアとの相性がいいことも魅力のひとつです。
また最近ではアルミの上から木製塗装をしたものも販売されるなど、バリエーションが豊富なこともメリットです。
スチール

スチール製の柵は、アルミ製の柵よりも耐久性に優れていることが特徴です。
特に、スチールのメッシュタイプの柵であれば、通気性や可視性に優れているため、境界線を分かりやすくしたい場合におすすめです。
目隠し効果を高めたい方は、柵につる性の植物やハンキングバスケットをかけるなど、視線を遮りたい場所に緑を活用するといいでしょう。
天然木

天然木製の柵は、材木を加工して作られた自然素材なので、ナチュラル風やカントリー調のお庭にしたい場合におすすめです。
天然木の最大の魅力は、人工素材では出せない木の温かみを感じられることです。
反面、紫外線や雨などによる変色、腐食などの耐久性は劣るため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
自然の経年劣化や、メンテナンスも含めて楽しみたい方におすすめの素材です。
樹脂

樹脂製の柵は、ナチュラルな雰囲気のお庭にしたい方におすすめです。
天然木のように経年劣化が少なく、メンテナンスが手間もほとんどかかりません。
また、カラーバリエーションも豊富で、お住いの外壁や雰囲気に合わせて選択肢が多く、人気の素材です。
庭の置くだけ柵のデザインの種類と特徴
柵には縦格子や横格子タイプだけでなく、さまざまなタイプのデザインがあります。
そこで最後に、庭の置くだけ柵のデザインの種類とそれぞれの特徴について解説します。
横格子タイプ

柵のデザインで定番の横格子タイプとは、柵の板が横に貼られたタイプの柵で、洋風の住宅に合います。
横格子タイプの柵は目隠し度合いが高く、高さや幅なども自由に調整ができるため人気があります。
ただし、外からの視線をしっかりと遮ってくれる分、陽の光や風が通りにくいです。
そのため、隣の家との境界線などもともと光が届きにくい場所に設置するといいでしょう。
縦格子タイプ

縦格子タイプの柵は、細い角材を縦に等間隔に並べたタイプのものでスッキリとした印象の柵です。
横格子タイプよりも、光や風を取り入れやすいものの、目隠し度合いは横格子タイプとそれほど変わりません。
また、縦格子タイプは、板が縦に並んでおりよじ登りにくいため、横格子タイプよりも防犯性が高いことがメリットです。
さらに、小さなお子様がよじ登って転落してしまうというケースも防ぐことができます。
ルーバータイプ

ルーバータイプとは分かりやすくいうと、「細長い羽板を斜めに傾けて隙間を開けながら平行に並べた柵」のことです。
斜めに並んだ羽板がしっかりと目隠し効果を発揮し、羽板の間から風が通り抜ける構造になっているため、目隠し機能と通風性も両立することが可能です。
また木目調やシンプルなものなど、デザインの種類も豊富なので、お庭のタイプに合わせやすいことも魅力です。
ラティスタイプ

ラティスとは、格子状に作られた木製の柵のことです。
特徴としては隙間が多いため、設置するだけでおしゃれなエクステリアを演出できます。
製品によっては、格子間の密度が小さいものもありますが、全体的に目隠し効果は低いため、しっかりとした目隠しをしたい場合には注意が必要です。
ラティスタイプは、圧迫感が少なく、通風性と採光性があるため、ガーデニングとの相性もいいです。
角柱(列柱)タイプ

角柱(列柱)タイプとは、アルミや木材、樹脂などの角柱を何本か並べる目隠しスタイルです。
目隠し度合いは他の種類と比べて低いですが、外からの視線をコントロールする役割や、プライバシースペースの敷地境界を伝える視覚的効果が強いです。
お庭の植物や構造物などとうまく組み合わせると、さりげない目隠しとなるでしょう。
まとめ

今回は、庭の置くだけ柵のメリット・デメリット、選び方などについて解説しました。
庭に置くだけの柵であれば、組み立てが簡単ものが多いため自分で設置できることが大きなメリットです。
ただし、置くだけの柵は台風や強風に弱いため、飛ばされないように対策をする必要があります。
また柵にはアルミや樹脂などさまざまな素材があり、デザインの種類も豊富にあるため、設置場所や家の雰囲気などに合わせて選ぶことが大切です。
お庭の柵の選び方で迷われている方は、エクステリア専門店の「ステージ」にお気軽にお問い合わせください。
