- 外構工事で後悔しない方法はあるの？
- 外構工事のデザイン別のメリット・デメリットは？
- 外構工事で失敗する人が見落とすポイントはどこ？
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では
- 外構工事で後悔している人は意外と多い？
- 外構工事のデザイン別の特徴
- 外構工事で失敗した人が見落としたポイントは？
- 外構工事にかかる費用を節約する方法
- 外構工事の業者選びのコツ
などについて、解説をしています。
外構工事で後悔しない方法を知りたい人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
外構工事で後悔している人は意外と多い？
実は注文住宅の外構工事において、後悔している人はたくさんいます。
ある調査の結果ではアンケート回答者の60％くらいの方が、外構工事でなにかしらの後悔や失敗があったと答えています。
数値から見ても満足のいく外構工事を行うことは一筋縄ではいきません。
ですが、事前に外構工事で見落としがちなポイントを知り、後悔しない方法がわかれば失敗を避けることが可能です。
外構工事のデザイン別の特徴
外構工事で失敗する人が見落とすポイントを解説する前に、事前知識として外構デザインについて紹介します。
外構デザインは3種類に分かれており、それぞれに特徴があります。
- オープン外構
- クローズ外構
- セミクローズ外構
オープン外構
オープン外構とは、住宅のまわりをフェンスや塀で囲わない外構です。
遮るものがないのでとても開放的になります。
また、設置する資材が少なくなるので外構費用を抑えることも可能です。
ただし、開放的なゆえにセキュリティ面とプライバシー面について対策が必要になります。
クローズ外構
クローズ外構とは、敷地の境界線に沿って生垣・フェンス・門扉などで住宅の廻りを囲い込む外構です。
外部からの侵入を防ぐため防犯性が高く、フェンスや塀を高くすれば、プライバシーも守られ安心して暮らせます。
また、子供やペットが敷地からの飛び出しを防止できる点もメリットです。
デメリットは、設置する設備や資材が増えるため工事の期間が長くかかり、工事費用も高額になります。
さらに、塀やフェンスを高くすればするほど、圧迫感を感じてしまい窮屈な思いをする方もいます。
セミクローズ外構
セミクローズ外構とは、住宅の周辺状況を考えて、部分的に塀やフェンスを設置する外構です。
例えば、隣地からの侵入を防止するために境界線沿いにのみ塀を設置したり、となりの家との窓が重なってしまったときに目隠しフェンスなどを設置します。
オープン外構とクローズ外構のいいところを取り入れることができます。
外構工事で失敗した人が見落としたポイントは？
外構工事で失敗した人が見落としたポイントを解説します。
注文住宅を建てた先輩たちが外構工事で見落としたポイントから、後悔しない方法がわかります。
1.外構計画の検討タイミング
外構計画を検討するタイミングは、住宅の間取りを考えている時です。
部屋の広さや収納の量などの住戸内の設計打ち合わせしているタイミングで外構計画を同時に進めていきましょう。
住宅設計ばかりに気を取られ外構計画をおろそかにしていると、使いにくい狭い駐車スペースや開放的な大きな窓の先に背が高い塀しか見ないなど失敗につながります。
住宅設計だけでは解消できなかった問題が外構と同時に考えることで、解決する場合もあります。
外構計画を設計打ち合わせと並行して進めれば、費用の全容が見えるため追加工事による総額で予算オーバーになる心配はほとんどありません。
混乱してくるから分けて考えたい方は、最低でも外構デザインは決めておき、車の台数と駐車スペースのゾーンニング計画だけは絶対にしてください。
2.駐車場・カーポート
外構工事でもっとも後悔や失敗している工事が、駐車場やカーポートに関する工事です。
駐車スペースは住宅が建築した後ではけっして動かせません。
ですから、車へのスムーズな乗り降りに必要な広さや、将来における台数の増減まで考えた上で駐車スペースを決定する必要があります。
カーポートは駐車場の屋根になり設置すると雨や飛来物から車を守るなどとても便利です。
ただし、無計画に設置をすると窓の前にカーポートの屋根パネルがきてしまい日差しを遮ったり、支柱の立つ位置が窓に掛かる危険性があります。
3.庭・ウッドデッキ
庭・ウッドデッキにおいて外構工事で失敗した人が見落としポイントは、メンテナンスの大変さです。
芝生を敷き詰めた庭にウッドデッキがあると、見ているだけでも気持ちがよい場所になります。
ですが、芝生やウッドデッキをきれいに保ち続けるためには、芝刈りや塗料の塗りなおしのメンテンナスが欠かせません。
住み始めはメンテナンスを定期的にできたとしても何年も継続して手入れをするのが面倒になり、外構リフォームで庭をコンクリート仕上げ、ウッドデッキはタイルテラスに変更する方もいます。
4.玄関・アプローチ廻り
玄関・アプローチ廻りの外構は日常の生活に密着した場所になります。
歩行の安全性や、駐車場との利便性を優先的に考えた計画が大切です。
安全性の面においては、雨が降った際に滑りやすいタイルを使用しないことや、玄関ドアまでの道のりを階段ではなくスロープにする方が安全性は高くなります。
とくに車いすを使用する人、足の不自由な人、ご高齢の人などに対して、安心して利用できる玄関・アプローチです。
また、駐車場から玄関に向かう動線の取り方も外構計画で見落としのポイントです。
駐車場から玄関までの動線計画を見落としてしまうと日々の利便性が悪くなってしまい、生活の中でとてもストレスになります。
5.フェンスや塀
外構でもっとも使用するフェンスや塀は、設置する目的により位置、長さ、高さの検討が必要なバリエーションの豊富な資材のひとつです。
そのため、依頼主が考え方によって費用の幅も大きく変わる部分です。
外構費用を安くしたい方や開放的な外構が好きな方は、フェンスや塀がほとんどないオープン外構を選ばれます。
安全性やプライバシー面を重要視する方は、費用が掛かろうともフェンスや塀で敷地を囲い込むクローズ外構を選択します。
また、隣家と窓が重なってしまい部分的に目隠しフェンスを設置するしかないなど、周辺の環境を考えた上で外構計画することも大切です。
6.生活動線
生活動線の中にも、外構工事に失敗した人が見落としたポイントがあります。
代表例としては、外水栓の配置と必要な個数の検討不足です。
日々の生活の中で外部で水を使う生活シーンは意外と多く、水の使用頻度が高い場所の近くに外水栓を設置しましょう。
外水栓の蛇口を着脱式の形状にしておくことも忘れがちなポイントです。
外構工事にかかる費用を節約する方法
外構工事にかかる費用を節約する方法を紹介します。
外構費用は一般的に１００万円～３００万円が相場と言われてますが、少しの工夫で費用を抑えることは可能です。
- 外構工事の一部をDIYする
- 資材を自分で入手する
- 複数の業者に見積する
外構工事の一部をDIYする
外構工事の一部をDIYで仕上げれば、外構費用を抑えることができます。
具体的には、ウッドデッキを組み立てる、路地面の砂利を撒く、花壇の設置や草木を植えることなどです。
電気工事に精通している方であれば、照明の取り付けや防犯カメラの設置もDIYで対応が可能になります。
ただし、専門工具の購入による追加費用、仕上がり具合、保証の有無などを含めデメリットもきちんと理解した上で、判断が必要です。
資材を自分で入手する
外構資材を自分で入手して、材料代を抑える方法でも外構工事を安くできます。
気に入ったデザインの外構資材を自分の交渉などにより安く購入するので、より納得感の高い外構工に仕上がりることでしょう。
ですが、外構資材を施主支給すれば工事を行ってもらえる外構業者なのかを前もって聞いておく必要があります。
複数の業者に見積する
外構工事の費用を安く抑えるための方法は、複数の業者に相見積もりを依頼することです。
相見積もりははっきり言って手間と時間がたくさんかかる節約方法になります。
手間をとる分だけ、メリットはとても多くあります。
外構工事に関わる費用の相場感が身につき、費用の交渉をする時は相手の言い値に対して対等に打ち合わせが可能です。
それぞれの業者の得意工事と苦手な工事が分かりますので、苦手な工事部分をDIYで対応するなど、予算内で外構工事を実施できます。
外構工事の業者選びのコツ
外構工事で後悔しないためには、工事を依頼する業者選びのコツを知る必要もあります。
- 極端に見積金額が離れている業者は避ける
- アフターメンテナンスが充実している業者
極端に見積金額が離れている業者
前述でも紹介しました相見積もりで比較したときに、極端に見積金額が離れている業者は避けないといけません。
見積金額が極端に高い業者は工事業者との間に複数社が入っていて、多くの中間マージンが上乗せされています。
また、打ち合わせ内容や細かい要望が末端の工事業者にまで伝わらないリスクがあります。
反対に極端に見積金額が安い業者も選んではいけません。
見積もり金額が安すぎる業者は、安くするために職人さんの手当てを減額したり、資材の入手ルートが正規でないなど安くするために非常識な行為をしている可能性もあります。
アフターメンテナンスを大切にしている業者
アフターメンテナンスを大切にしている業者は、安心できる業者です。
外構工事も完了して終わりではなく、住み始めてからが重要になります。
万が一トラブルが発生しても素早く対応してくれる業者は金額が少し高くとも依頼をした方がいいでしょう。
まとめ：外構工事で後悔しない方法とは
今回の記事では、外構工事で後悔しない方法について解説をしました。
外構工事で失敗した人が見落としたポイントを活かすことが大切です。
後悔のない外構工事ができれば、毎日が楽しい生活になることは間違いありません。
外構工事でお悩みの方は、どんなことでも構いませんので、ぜひ一度「ステージ」にご相談ください！
